そのうち、指が動かなくなる!?

ケータイ 操作

 

しっかりと持っているつもりなのに、指に力が入らなくて、コップや携帯電話を落としてしまって驚かれた事はないですか?
たまに起こることだったら、「あ、テレビに気を取られてたなあ。」とか「しっかり持ってなかったかも。」とか理由が思い浮かぶと思います。ですが、あまりにも回数が多いと気になりますよね。
そういった状態によくなってしまうという事は、字を書く時や携帯電話を操作する時にも、支障が出ているのではないでしょうか?
手や指を動かそうとして動かない、病気かも?というと思い浮かべるのは恐らく「腱鞘炎」かと思います。
腱鞘炎といえば、痛みが付き物ですから、この場合は「腱鞘炎以外の症状」となります。あまり馴染みのない症状ですので、原因が分からず、心配も大きいと思いますので、このブログで詳しく紹介していきますね。

手の仕組みはスゴイ!

症状の説明の前に、指~手首~腕~肩までの仕組みを説明しますね。
指が自由に、意思通りに動かせるのは上図のようにたくさんの筋肉や腱が腕の中に入っているからなんですね。
合わせて、腕(わん)神経が何本も通っています。神経の中でも、特によく使われるのが橈骨神経、尺骨神経、正中神経の3つです。
大変複雑な仕組みですが、これがあるからこそ動きに加えて「熱い」「痛い」などの感覚が分かり、「危険があるから、これ以上触らない。」「手をすばやく引っ込める。」と身体が指令を出すことが出来るのです。
当たり前に使っていますが、手の仕組みは精密機器のようにたくさんの仕事を一度にやってくれてるんですね。

力が入らないとは?

「持っていたものを落としてしまう」「持とうとして力が入らない」これは腕の橈骨神経の神経伝達の滞りが考えられます。
また、物をしっかりと掴んでおくには、
深指屈筋…指の第一関節を曲げる
・浅指屈筋…指の第二関節を曲げる
・虫様筋…指の付け根の関節を曲げる
・短小指屈筋…小指を曲げる
母指(親指)を曲げる筋肉をして
・長母指屈筋
・短母指屈筋
の筋肉を使います。
神経伝達の滞りが起こってしまうと、これらの筋肉が動かせなくなってしまいます。

手の仕組みが分かると、指を引っ張ってみたり、マッサージをしたりしても効果がないことも納得できますよね。

これは病気?

手に力が入らなくなる症状として、多いものを挙げますね。
橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)
橈骨神経が何らかの理由で圧迫されて、手の指や手首が伸ばしにくくなり、手に力が入らなくなります。
二の腕の外側からの圧迫が原因になることが多く、長時間の腕枕などにより発症することが多く聞かれます。

ギラン・バレー症候群
原因は解明されていませんが、風邪などの原因となるウイルスや細菌に感染することで神経細胞に支障が出ると言われています。風邪や下痢症状の後、急に手足の力が入らなくなります。

脳卒中
急に片側の手足に力が入らなくなった場合、他に言葉が出にくくなったりする症状はありませんか?
これは脳卒中の可能性があります。早く治療ができれば後遺症が少なくなりますので一刻も早く医療機関を受診しましょう。
カリウム過剰
手に力が入らないということは神経に何か支障があると考えられますが、検査をしても特に異常が見つからない場合もあります。カリウムを多く含む食材として、大豆や海藻類があげられ、健康食というイメージが強いですね。
しかしカリウムが過剰になると神経伝達はうまくいかなくなります。カリウムの過剰が原因で神経伝達に支障が出ることがあるのです。

カウンセリングが大事

治療に行こうと思っても、どこに行けばいいのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
手の症状の原因は沢山あります。しっかりと検査をしてくれる事はもちろんですが、カウンセリングを丁寧にしてくれる所を基準に探される事をお勧めします。

まとめ

病院に行っていきなり「~~~症候群」など、聞き慣れない病名を言われてしまうと不安になりますよね。
その時に手の仕組みを理解していると、不安も軽くなりますし治療の方針も納得して決められると思います。
漢字ばかりで、しんどいな~と言わずにまずは、画像を見るところから初めてくださいね。

症状について詳しくはこちら

腱鞘炎

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