料理人の方がなりやすい腱鞘炎とは?

コック

鍋を振る手が痛い、包丁持つ手が痛い、お玉でかき混ぜる手が痛い、食器を洗う手が痛いなど、最近バイトでも飲食業が増えて来て、腱鞘炎になる方が増えて来ています。

一言に腱鞘炎といっても種類が実はあり、指に出やすい腱鞘炎や手首に出やすい腱鞘炎など様々です。今回は、料理人の方に多いケースの腱鞘炎について書いていきますので、ぜひ参考にしてみてください。まず最初に腱鞘炎とはいったいどういった症状なのか詳しく知っていきましょう。

腱鞘炎とは

手や指には腱というスジのような物があり、その腱をトンネル状に包むように腱鞘があります。腱は手首などの曲げ伸ばしで筋肉が動くと一緒に引っ張られ動き、腱鞘は、その腱が変な位置に行かない様に固定をしています。

つまり、手首や指などを動かすことにより、腱は腱鞘の中を動き続けるわけです。しかし、たえず手や指を動かし続けると、腱と腱鞘に摩擦が生まれ、炎症を引き起こし、腱鞘炎になります。

そんな腱鞘炎なのですが、上でも言いましたが種類があり、料理人の方がなりやすい腱鞘炎が実はあります。ですので次に、料理人の方がなりやすい腱鞘炎について説明いたしますね。

料理人の方がなりやすい腱鞘炎

料理人に多いのがドケルバン病と言い親指の付け根あたりに痛みが走ります。狭窄性腱鞘炎とも言い、一般的に多くみられる症状です。

親指の付け根に炎症が起こり、動かしたり手首を曲げ伸ばししたりする時に「ズキッ」と痛むのが特徴です。他には親指側の手首に痛みがあったり、親指が動かし辛くなったり、悪化すると、手首が腫れ、触っただけでも痛みがでたりします。

ドケルバン病は放っておくと最悪手術しないといけないほどの症状ですので、ドケルバン病について少し知識を深めていきましょう。

ドケルバン病

指の腱には曲げる腱(屈筋腱)、指を伸ばす腱(伸筋腱)があります。ドケルバン病はその指を伸ばす方の伸筋腱に起こります。

その伸筋腱の中のうち、親指を広げる働きのある長母指外転筋腱と親指を伸ばす働きのある短母指伸筋腱という、「母指だからなんとなく親指なんだろうな」と思わせる名前の腱があり、その腱を包む腱鞘に、炎症が起こるとドケルバン病になります。

では、次にどういったことが原因でドケルバン病になるのか説明します。

原因

料理人の方に多いのは、重いフライパンを振り続けたり、ひたすら包丁で食材を切り続けたり、鍋をかき混ぜ続けたり、皿を洗い続けたり、何々し続けて酷使した結果ドケルバン病になります。

手は思っているほど疲れているのです。そうやって酷使し続けた結果症状が悪化して、この業界から去る方もいるほどです。そうならないために、日々予防につとめることが大事なのです。次にこういったドケルバン病にならない為の予防法をお教えいたしますね。

予防策

まず、手の使い過ぎによってドケルバン病になります。職業柄手を多く使うため日頃のケアが大事になってきます。まずは、仕事の前後に手や手首のストレッチをしっかりしましょう。

あとは違和感や痛みを感じる場合は、熱めのお湯と冷たい冷水を準備してください。実は血行不良も腱鞘炎を引き起こす原因でもある為、身体の血行を良くすることも大事になってきます。

交互に30秒ずつ5セットほど手をつけてやるだけで血行が促進されますので、ぜひ試してみてください。

まとめ

料理人の方は日々料理を作るために手を酷使し続けています。痛みがなく、普段普通に生活していたら意識しづらい腱鞘炎なのですが、頻繁に手を使っている限り腱鞘炎になるリスクは誰しも抱えています。

だからこそ日頃からケアをしていれば未然に防げます。「自分はならないだろう」と言って腱鞘炎になる方がほとんどなので、日頃からしっかり予防線を張りましょう。

症状について詳しくはこちら

腱鞘炎

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