「坐骨神経痛の症状を楽にしたい!」
「治療方法を知りたい‼」
「痛みや痺れを治したい!」
上記のように感じたことがあるのではないでしょうか?
坐骨神経痛の原因は1つ、2つだけでなく様々で、何が原因なのかがわからない場合が多いです。
坐骨神経痛の治療ではその症状を和らげることからスタートしていきます。
坐骨神経痛という言葉をよく耳にすると思いますが 実は、
今回は、坐骨神経痛について、
坐骨神経とは??
坐骨神経はお尻の深い層の筋肉前方にあり、
坐骨神経痛は、脊髄や脊髄から枝分かれした神経根が圧迫され、炎症を起こしていることが原因で各所に出る症状のことを指します。
そのため、坐骨神経痛は「病名」ではなく「病状」になります。腰椎椎間板ヘルニアといった病気の原因となる症状になります。その坐骨神経痛という症状はどのようなものがあるのかみていきましょう。
坐骨神経痛の主な症状
・尿漏れを感じる
・腰から下に痺れを感じる
・じっとしているのが苦痛
・スリッパがよく脱げる
・足にかけて痛みを感じる
上記の5項目のうち、一つでも思い当たるのがあれば、それは坐骨神経痛の可能性が考えられれます。
さらに坐骨神経痛には
- 前にかがむと痛みを感じる「ヘルニア型」
- うしろに反らすと痛みを感じる「狭窄型」
- 前後どちらに反らしても痛む「合併型」
の3タイプがあります。
立ったまま、前後に体を反らしてみて、どのときに痛みが起こるかチェックしてみてください。自己判断だけで放っておかず、痛みが続くようなら病院での診療を受けてください。
なぜなら、ほかの病気で足の血管がつまる動脈硬化や子宮がんの可能性があるかもしれないないからです。
坐骨神経痛の受診は整形外科へ
坐骨神経痛の症状はお尻、太もも裏、膝の下から足のスネ周辺の足に痛みやしびれを感じます。力を入れても力が入りにくかったりする症状から坐骨神経痛だと疑われる場合、症状が悪くなる前に整形外科へ受診して、検査をきちんと行うのが早い改善につながってきます。
そして坐骨神経痛によくある症状だけでなく、下記の症状におもいあたる場合は、内臓の疾患や腫瘍が疑われることもあるので、速やかに病院へ行き診断が必要です。
- 歩きにくくなってきた
- 足に力が入らなくなった
- トイレをするのが難しい
- 何もしていなくても足の痛みでる
坐骨神経痛の主な種類
腰椎椎間板ヘルニア
腰部脊柱管狭窄症
背骨は、身体を支えるだけでなく、
変形性腰椎症
腰の骨が変形することを変形性腰椎症といいます。加齢や同じ姿勢を長時間続けることによって腰に過度の負担がかかる事が原因とされており、腰の周りの筋肉や組織の柔軟性が低下していることも症状の原因となっているとされています。
梨状筋症候群
お尻にある梨状筋の下を坐骨神経が通っています。この梨状筋が硬くなる事や機能異常を起こす事で、症状が出てくることを坐骨神経痛といいます。
この梨状筋がスポーツや何かにぶつけるなどの外力によって圧迫を受けるとその下を通っている坐骨神経も圧迫を受けて、しびれや痛みを引き起こします。
仙腸関節傷害
仙腸関節は、骨盤を構成する仙骨と腸骨の間にある関節をいい、
片側の腰に痛みを感じ、
症候性坐骨神経痛
レントゲンやMRIを撮ってもよく分からない。神経が圧迫されている証拠がなく、検査をしても原因が分からない。このように原因がわからない症状を「症候性坐骨神経痛」と言われます。
何が原因なのかもわからないと不安になると思いますが、坐骨神経痛の中で最も多いタイプと言えるようです。
坐骨神経痛の治療法
- 薬物療法
- 物理療法
- 理学療法
- 装具療法
- 神経ブロック注射
- 手術療法
上記が 坐骨神経痛の主な治療方法となります。これらを一つずつ説明させていただきます。
- 薬物療法
坐骨神経痛の原因によっては薬物療法を行うこともあります。主な薬は下記になります。
非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)
非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)とは、ステロイド以外の鎮痛作用、抗炎症作用、解熱作用を持つ薬の総称になります。
薬の飲む期間が長くなると、発疹・かぶれ、吐き気などの副作用が出ることもあります。お腹が空いている時の服用をやめて、食後の服用をすると良いです。
一般的には「痛み止め」として、処方されており、痛みや発熱の時に使用される解熱鎮痛薬とほとんど同じ言葉として使われています。
アセトアミノフェンとは、世界的に広く使用されている解熱鎮痛薬であり、市販の風邪薬などにも主成分として配合されています。
鎮痛補助薬
鎮痛補助薬とは、本来であれば痛みの治療薬ではありませんが、痛みの治療に使われる薬剤の総称です。
神経障害性疼痛などの長年の痛みや激痛があるケース、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)などでも痛みがとりきれないといった場合に鎮痛補助薬が使用されます。
- ・抗うつ薬
- 抗うつ薬は鎮痛効果を示します。神経伝達物質が細胞に取り込まれるのを防いでくれることで鎮痛効果が期待でき、神経の興奮を抑え、痛みを和らげます。
- ・抗てんかん薬
- 抗てんかん薬は神経細胞にある神経細胞の興奮状態を抑えることで、鎮痛効果を示します。
- ・筋緊張弛緩薬
- 筋緊張弛緩薬は筋肉の硬さがある場合に効果があるとされています。
- 物理療法
体全身の血流を改善させることで、体を動かすための機能回復を高める治療法になります。温熱やホットパック、マッサージなどで血流の流れを良くし、筋肉の緊張を和らげます。
- 理学療法
理学療法は、薬物療法や神経ブロック注射のような大きな鎮痛効果はありません。
しかし、日々体を動かすことで血流の改善に効果があり、症状の改善ができます。
電気刺激療法や温熱療法は、低周波の電気刺激を与えたり、温めて血管を広げることで痛みの原因物質をなくしたり、痛みを伝える神経の働きを抑える効果が期待されます。
- 装具療法
坐骨神経痛の症状によってコルセットを装着する治療法になります。病院からの指示でコルセットを使用することで、腰を支えることを補助する効果と、坐骨神経痛の出る姿勢にならないように制限することもできます。
コルセットをしていると安心感があるので、このままずっとコルセットをしておきたいと思う人もいますが、コルセットに頼ってばかりいると腰の動きが制限されるため、腰を支える筋肉の低下になる原因にもなります。病院側の指示にしたがって着用しましょう。
- 神経ブロック注射
坐骨神経痛の強い痛みが長く続いたり、他の方法でも効果があらわれないケースにされることがあるります。
神経ブロック注射は交感神経の働きを抑え痛みを抑える効果があります。
一般的に神経や神経周辺に麻酔薬を注射し、一時的に脳へ痛みを伝える痛みの信号伝達を遮断します。痛みに関与している交感神経の緊張を和らげる方法です。
- 手術療法
様々な治療法を行っても効果が見られないケースのときに手術が行なわれます。
足や腰などに痛みやしびれを感じる場合は、悪くなる前に病院で診察を受けることをおすすめします。
すぐに坐骨神経痛の手術になる症状は、強い麻痺や排尿・排便障害が見られ、歩くことができないなど日常生活に大きな支障が出ている場合です。
まとめ
いかがでしょうか?坐骨神経痛に悩む人は、どの年齢層にもおられます。
坐骨神経痛の治療方法をいくつかご紹介しました。坐骨神経痛になると様々な身体への影響が大きくなります。
坐骨神経痛の治療なる方の多くの方が、姿勢の良くないのがほとんどです。必ずしも、悪い姿勢が原因ではないですが日常生活で一度、自分自身の姿勢を再確認するのも良いとおもいます。
また、デスクワークなど、イスに座り続けることで神経を圧迫し、
あなたの普段の姿勢は大丈夫ですか?まずは今までの生活習慣を見直して頂き、悪い姿勢でいる時間を短くする事から行いましょう。
当院では患者さん一人一人に姿勢のお写真をとらせていただき姿勢
腰が痛い方、足が痛い方で症状は様々ありますが、KOTO整体院では痛い所が原因だとおもっていません。
坐骨神経痛は、痛みの激しい時にはコルセットの着用や安静にすることが一番ですが、坐骨神経痛の痛みが軽くなってくればセルフケアなど対処法もあります。
まずは、痛みを軽くするために坐骨神経痛の治療方法を参考にしていただけたら幸いです。
もし、体を動かして痛む場合は絶対に無理だけはしないでくださいね。
あなたがもし、坐骨神経痛でお悩み、ご相談あればお気軽にお問い合わせくださいね。
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