あなたは、このように思ったことはありませんか?足裏が痛くなると日常生活でも歩くのが嫌になっていきます。
もしかすると、その足裏の痛みは足底筋膜炎かもしれません。
今回は、足裏の痛みの原因と症状、治療法をお伝えしていきますね。
是非、参考にしてみてください。
足底筋膜炎の原因とは?
足底筋膜炎になると、朝から足が痛くて気分も悪くなりますよね。また座っているところから立ち上がるときにも足に激痛が走ることもあり心も体もしんどくなりますよね。
足底筋膜炎には原因があります。なので、その原因をきちんと取り除いてあげることで痛みも解消します。
それでは、あなたの足底筋膜炎になってしまう原因をご紹介していきますね。
足の骨のゆがみ
原因は足の骨にあります。足には28個の骨があります。これら、28個の骨に動きがあることで、歩く時や立った時にかかってくる足への衝撃を減らしてくれます。
しかし、足の骨が歪んでしまい、動きが悪くなってしまうと足底筋膜が硬くなってしまいます。
足底筋膜が硬くなってしまうと、柔軟性がなくなってしまうので、踵(かかと)についている筋肉が骨を引っ張り炎症が起こってきます。炎症が続くと骨棘(こつきょく)よいう骨の棘(とげ)ができてきます。
そして、足の骨のゆがみを引き起こしているのには歩き方との関係があります。
- 歩き方
足底筋膜炎になる方の多くが、足の指の使い方が間違えています。特に歩く時の指が曲がっていることが原因になります。
足底筋膜炎になっている方は、必ずと言っていいほど足の指の使い方が間違えているので、歩く時の指が曲がっていることが大きな原因になります。
歩く動作は、正しく足を使う基本となります。みなさんは日常の中で、何気なく歩いていますよね?
その普段の歩き方が間違っていると足への負担が大きくなり足底筋膜炎の症状を悪化させている事が多いです。
ですから、根本的な歩き方に対して処置する必要があります。
KOTO整体院では足底筋膜炎の対応と正しい歩き方の方法もお伝えしています。
- 扁平足(へんぺいそく)
扁平足は、正しい歩き方が出来なくなり、足の筋肉を使っていないと足裏の縦のアーチが低下していってしまい足底筋膜炎の原因になり、足指で踏ん張ることができない状態です。
縦のアーチがない足は扁平足といいますが、足のクッション機能がなくなり足に余分な負担がかかり、疲労感があるのも特徴です。その不安定な状態を体全身の筋肉で支えようとします。
全身の筋肉に負担がかかり、横のアーチがない足は開帳足(かいちょうそく)といい、横幅の広い足になってしまいます。
足の横幅が広くなるため、靴を履いた時に親指の部分が圧迫されやすく、足底筋膜炎の原因にもなります。
姿勢とバランス
足底筋膜炎の原因は、姿勢とバランスが深く関係しています。姿勢と体のバランスが悪くることで、片足に大きな負担がかかり足底筋膜が硬くなります。
普段の生活の中で何気なく立ったり、歩いたり、走ったりすることは足への疲労が足裏の筋肉に負担がかかっていくと、動きが悪くなります。
また、その状態で動き続けると足裏の筋肉がさらに硬くなるという悪循環になっていきます。
足底筋膜炎になる流れをおさらいしましょう。
姿勢・バランスの崩れ ➡ 足への負担が大きくなる ➡ 負担がかかり足の骨がゆがむ ➡ 足底筋膜が硬くなる ➡ かかとの骨を引っ張ってトゲ(骨棘)ができる
また、姿勢の崩れは頭の位置が非常に関係してきます。
- 頭の位置
デスクワークや携帯の画面を見ていると、頭の位置が前方へと移動していることが多いです。頭が前方へいくことによって後ろの首から肩、背中の筋肉が引き伸ばされる事になります。
そうすると上半身が前傾にて前に倒れやすくなるので無意識に足裏にまで力が入ってしまい、足裏の足底筋膜に負担がかかって足底筋膜炎を引き起こしている要因になります。
頭の位置以外にも、長時間の立ち仕事や歩行、肥満の方、スポーツなどによる使い過ぎも原因になります。
- 足の筋力低下
足指の筋力低下が足底筋膜炎の痛みにつながる原因です。
足指の筋力があえば、地面をしっかり踏ん張ることができるので、
しかし、足指の筋力が低下してくると、足指で地面をしっかりと踏
足指の筋力が低下するのは、足裏への刺激が不足することで、
現代は、素足で歩くことも少なくなり、
足底筋膜炎も生活習慣病と言える症状だと思います。
足底筋膜炎の主な症状
足底腱膜炎の症状はかかとの内側に強い痛みがでることが多く、赤くなったり、腫れたり、熱を感じる事はほとんどありません。
足底筋膜炎の主な症状は朝起きての1歩目がとても痛みを感じますが、あるいているうちに痛みが軽くなっていきます。また、イスに座り急に立ち上がって歩き出すと足裏が痛み、かかとの骨を押すととても痛いところがあるといった症状などが足底筋膜炎の特徴です。
かかとの骨にトゲ(骨棘)ができている人がいるのですが、このトゲ(骨棘)と痛みは原因ではありません。
足底筋膜炎の症状は、スポーツなどをしているときにもなります。ジョギングなどの時も始めのほうは痛みを強く感じますが、時間がたって運動を続けていると少しずつ痛みが軽くなります。
歩いたり走ったりすると足の裏に衝撃がかかるため痛みが出てくる症状が足底筋膜炎の特徴の一つで、長時間歩くと痛みが起きたり、歩き終わったあとに痛みが起きる方もいます。
しかし、それが長時間になると再び痛みがでてきます。
40歳以前の人でかかとの骨より前の部分に痛みを感じる人、朝方よりも夕方に痛みを感じる人別の病気の可能性もあります。
症状まとめ
- かかとの内側に強い痛みがでることが多い
- 朝起きての1歩目が強い痛みを感じる
- イスに座り急に立ち上がって歩き出すと足裏が痛む
- かかとの骨を押すととても痛いところがある
- 階段を上るときや、つま先立ちをする動作で痛む
- 足裏がしびれてくる
足裏の痛みを感じる他の疾患
足底筋膜炎以外の足裏の痛みで、モートン病・糖尿病・痛風による足の裏の痛みがあります。
- モートン病
モートン病は中年女性に多くみられ、モートン病になっている9割が女性だと言われています。
足の中指と薬指の間、人差し指と中指の間でモートン病が起こるように言われています。特に足指の3番目と4番目にピリピリとしびれや痛みが引き起こされ、足先の痛み、しびれ、麻痺などといった症状があります。
- 糖尿病
糖尿病の初期症状は、足の指や足の裏にピリピリやジンジンした痛みやしびれを感じます。手の指には症状はありません。
糖尿病が進行していくと手の指にも痛みやしびれがでてきます。
- 痛風
痛風は、尿酸が高くなった状態である高尿酸血症(高尿酸血症は血清尿酸値が7.0mg/dl以上となった症状)をほおっておくと痛風の痛みが出てくる可能性が高くなります。
痛風発作が起こる前にはムズムズするような違和感があり、足の親指の付け根に最も多いのが特徴です。
痛風発作では痛みが激しく、歩行困難になることもあるので早期発見をしていきましょう。
足底筋膜炎の対処法
正しい歩き方
普段の歩き方と正しい歩き方を比べて、正しい歩き方の少しずつ近づけていく事が大切になります。
足底筋膜炎の治療をして治ったとしても、歩き方が変わっていなければ、足底筋膜炎が再発することがあります。
歩き方のポイントは、踵から地面にしっかり着地し足裏の内側に重心を載
靴選び
足は地面と接する部分なので、靴選びはポイントなります。
好みの靴を選ぶのは良いことですが、
竹踏み
竹踏みをすることによって、硬くなっていた足裏の筋肉がほぐれて軟らかくなります。
筋肉が軟らかくなることで血流やリンパの流れが良くなるので、足の疲れも取ることができ、冷え・むくみなどの方にも効果があるとされています。
習慣づけて足裏を刺激すると、上手く使われずに弱っていた足指の筋肉がよみがえり、足裏のアーチが作られていきます。
足底筋膜炎の治療法
足底筋膜炎のほとんどの人は1ヶ月から4年以内に自然に治っていきます。お風呂に浸かりながら足裏のストレッチとマッサージをして、強い刺激は避けて回復力で治すのが主です。
足底筋膜炎が運動やスポーツによって引き起こされたのであれば練習量を減らして、安静にしておくのがベストです。
足底筋膜炎の症状で痛みが強くなっている場合は、局所麻酔剤の注入や、鎮痛剤を内服することがあります。日常生活で支障をきたすほど痛みがある場合は足底腱膜を切り離す手術をします。
足底筋膜炎は血行を良くし、筋肉の弛緩作用もある足湯などで患部を温めます。即効性はありませんが少しずつ効果が見えてきます。
まとめ
いかがでしたか?
足裏の痛みは、治療を行えば痛みは軽減してきます。
足底筋膜炎はほおっておくとさらに進行してきます。今は痛みを感じていなくても日常生活での負担がかかり大きな症状としてでてきます。
また、足底筋膜炎の原因は男女問いません。
あなたがもし、足底筋膜炎の症状でお困りなら、いつでもご相談下さいね。
少しでもお役に立てれば幸いです。
\この記事は私が書きました/