腱鞘炎の再発の要因とは・・・

腱鞘炎って再発するの?

3年位前に腱鞘炎になりました。その後整形外科や接骨院などに通い、痛みがとれたため病院にも行かなくなり、薬も止めていました。

その後、痛む事も無く過ごしてきましたが、最近また腱鞘炎のような痛みが出てきました。以前に比べると痛みは軽いのですが、またあのつらい痛みが出てくるのかと思うと、不安でたまりません。腱鞘炎って再発するものなんでしょうか?

治ったと思っていた腱鞘炎が、また出てきたのかも・・・。以前の症状が辛かった分、不安で憂鬱になってしまいますよね。
次に「原因はなんだろう?」と考えると思われます。腱鞘炎は繰り返すと手の機能そのものが衰えてしまったり、思わぬ後遺症を招く場合もあります。再発の原因となる項目を紹介していきますので、参考にして下さいね。

腱鞘炎ってどんな症状?

まず、腱鞘炎とはどんな症状で一般的にはどういった治療をされる事が多いか、簡単に説明しておきますね。
腱鞘炎が起こる原因ですが、指や手を動かす為の腱(けん)がありますが、これは筋肉が骨や関節に力を伝えるためのひものようなものです。その力を途中で分散させないように、滑車の役割を持っている腱鞘(けんしょう)というものがあり、それはトンネルのような形になっています。
腱鞘炎は、様々な原因によってこの腱鞘が炎症を起こし、その結果腱がスムーズに通れなくなって痛みが起こるための症状
です。
腱鞘炎の主な治療としては、湿布、テーピング、服薬、ステロイド注射、そして最終的な手段として手術があります。

再発してしまう原因はどこに?

原因その1:腱鞘炎は一度治っても、同じ作業を続けていれば再発する可能性は高い症状であること

離職したり原因そのものを避ける事が出来ない場合は、充分な注意が必要です。
また、患部の安静の為サポーターで常に固定することで、逆に筋力や腱が弱まって腱鞘炎の再発を招いている可能性もあります。

原因その2: 休める状況で無い場合や、一度中断すると再スタートが難しい状況におかれている

細かい作業が必要な楽器の演奏や、スポーツなども腱鞘炎の引き金になりやすく、プロの演奏者や選手にとっては腱鞘炎は重大な問題です。 「休息をとれば治る」「安静にしていれば治る」と言われても、難しいのが現実です。
少しくらいの痛みなら我慢できると無理して炎症を悪化させたり、症状が治まったからと今までの遅れを取り戻そうとして腱鞘炎を再発させる事につながってしまいます。

原因その3:ホルモンのバランスが関係している

使い過ぎが原因と思われがちな腱鞘炎ですが、実はホルモンバランスの影響もあります。女性に腱鞘炎が多いのもこれです。女性が大きくホルモンバランスが変わる時期は出産の時期と閉経の時期ですよね。
産後の体を元に戻そうとして、出産と関わりがない腱鞘も収縮させてしまい、腱との摩擦が生じます。また、腱や腱鞘をやわらかくし、弾力を保つ働きが女性ホルモンにはありますが、閉経により、女性ホルモンが減少してしまうと、 腱や腱鞘の柔軟性がなくなります。摩擦が起こりやすく、腱鞘炎になり易い状態になってしまいます。

再発防止の為に出来ること

患部をじっくり温めましょう

「痛い時は冷やす」と思っている方も多いと思いますが、腱鞘炎の患部を冷やすのは、患部が腫れて炎症が強く出ている時だけです。再発防止には温めるケアに切り替えましょう。これは、温めることによって患部周辺の血行が促進され、患部の新陳代謝を上げる為です。急性期を過ぎてから冷やすと、患部の血行が滞るために新陳代謝が悪くなったり、周辺の筋肉が硬くなって、痛みがぶり返したりするので逆効果になります。

手を使う前にも温める

「痛む場所はなるべく使わないように」とは言われても、現実的には難しい場合がほとんどだと思います。少しでも負担を減らすには、手を使う前に温めましょう。蒸しタオルやカイロが使いやすいですね。スポーツの前の準備体操と同じ感覚です。

生活習慣を改善する

現代の便利な生活は、ホルモンバランスが乱れやすくなっています。例えば冷え過ぎる場所や欧米型の食事、パソコンやスマホの使い過ぎは自律神経にも影響します。質の良い睡眠を取ったり、和食に変えたりと変えやすい所から整えていきましょう。

腱鞘炎の再発は何とか止めたい所ですが、早期の対処が重要です。まだ大丈夫だろうと、無理を重ねる前に専門機関で診てもらう事をお勧めします。

症状について詳しくはこちら

腱鞘炎

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