ギターによる指に起こる腱鞘炎とは?

ギター

今回はギターを弾かれている人に向けて書いています。

「イタッ!」最近趣味でギターを習い始めたんだけど、ギターを弾いていると急に指に痛みが!仕事がらデスクワークもするし、このまま指が痛くなったら仕事もギターもできなくなるから、大好きなギターもやめないといけないかな・・・?

趣味のギターと並行して指の痛みや腱鞘炎により好きな事を我慢しているなんてことないですか?そんなギターをされている方のために、自分の症状と上手に付き合っていく事や、少しの意識だけで未然に防げることもありますので、まずは自分の症状と向き合ってみましょう。

まず最初に、ギターによる指の痛みの腱鞘炎と間違えやすいさまざまな症状がありますので、間違いやすい症状を今から4つあげていきますね。

腱鞘炎と間違えやすい症状4つ

1.手根管症候群 

手には手根管という靭帯や骨に関係する骨があり、その中に指を動かす筋肉や神経が多数あります、指を多く使い過ぎたり、過度に負担がともなうと、その手根管の中にある神経が圧迫され、痛みなどがでてきます。この症状を手根管症候群と言います。

2.へバーデン結節

へバーデン結節は別名(変形性関節症)と呼び、関節に痛みや腫れなどが生じ、その症状が続いて関節が変形してしまう疾患です。原因不明とは言われてはいますが、高齢の方や関節を使い続けるような特定のスポーツ選手に多いと言われています。

3.関節リウマチ

人間の身体には身を守るための免疫機能があるのですが、外敵から自分を守るはずの免疫機能が,なんらかの理由で自分の関節を攻撃してしまい、関節に痛みや腫れが起こります。特徴として朝起きた時に手や指に違和感や、こわばった状態になります。

4.腱鞘炎

一般的に手や指の使い過ぎにより痛みが走ることが多いです。ピアニストや漫画家、ギターしているときなど手の指を多く使う方に多い症状です。最近ではスマホの普及で腱鞘炎になる方が多いです。

それでは次に、ギターによって腱鞘炎がどういったメカニズムで起こるか詳しく追及していきます。

腱鞘炎のメカニズム

腱鞘炎は腱と腱鞘に起こる炎症のことで、腱は腕の筋肉から伸びてきているすじのことで、腱鞘はそのすじを包んでいます。

腱鞘はトンネルのような形になっていてその中に腱が通り、手や指を動かすことにより、滑車のように動きます。

ギターを弾く時の指や手を多く使い、腱と腱鞘を酷使すると腱鞘が炎症を起こし腫れたり、痛みにつながり、腱鞘炎になります。腱鞘炎の症状は様々で手首に出たり指にでたりと様々です。

それでは次に、ギターに多い指の腱鞘炎について説明いたしますね。

ギターによる指の腱鞘炎について

ギターリストに一番多いのは、ばね指です。ギターによるばね指の特徴は指を曲げたりする時にカクンと引っかりがあったり、実際にバネの様に指が「ビーンッ!」っとはじいたような状態になります。

ばね指は急になるわけではなく、ギターの練習のしすぎや、力の入れ過ぎによって腱鞘炎になり、さらに悪化し進行するとばね指になります。

腱と腱鞘部にコブのような物ができてしまいそれが指を動かした時に引っ掛かりカクンとなったり、はじくようになったり、最悪固まった状態になります。

 

ギターによる左手の腱鞘炎

ギターをされている方で音程差の大きいチョーキングの練習によって指の炎症を起こします。

炎症が起こった状態でギターの練習を繰り返すと、慢性的な腱鞘炎になってしまうので注意しましょう。

ギターをするときに正しいフォームでできないと手首が無理な角度になっまま弾いてしまいます。無理な角度のままギターを繰り返すことで手首の腱鞘炎を起こす可能性が高くなります。

ギターによる右手の腱鞘炎

ギターを演奏するのに注意が必要な部分はコードストロークで、ファンクカッティングのように同じ角度で肘から手首までを振り続ける動きによって、肘から手首の腱鞘炎になる可能性が高くなります。

ギターによる腱鞘炎になってしまうと、ギター以外に日常生活でも影響してきます。症状によってはギターの練習ができない状態になることもあります。

早めの対策が必要

ギターをしていて、違和感があればそれ以上演奏し続けるのはストップしてください。

ギターの練習時間・内容を見直すことで、腱鞘炎を防いでいきましょう。

 

では、次にどうすればギターによるばね指の症状を防げるのか説明いたします。

症状を防ぐ

基本的には指を使い過ぎることにより腱鞘炎はおこりますが、大切なのはギターの位置とギターを持つ手首の角度です。

ストラップを長くしてギターを低い位置でひくと確かにカッコイイですが、その分手首を曲げて弦を押さえることになります。

ギターを高い位置でひくことにより手首が真っすぐになり負担が減り、また肘の角度も下がりピッキングの負担も減ってきます。あとは長時間の練習をさけて、時間を割り切り手をこまめに休める時間を作ってあげることも大事ですよ。

腱鞘炎は自覚症状が出にくいため、急に痛みをともなうことがあります。知らない間にあなたの手もギターによる腱鞘炎におかされているかもしれませんので、注意が必要です。

ギターによる腱鞘炎の事前予防は、十分なウォーミングアップが必要です。ウォーミングアップ無しでギターの練習をしてしまうと、すぐに体に負がかかってしまいます。

また、ギターをする前にはストレッチを行うと良いでしょう。

まとめ

今回はギターによる腱鞘炎についてお話しました。

ギター以外による指に起こる腱鞘炎も原因は様々ですが、自分の身体に向き合う時間をもうけると未然に防げたり気付くこともたくさんあります。

大事なのは身体からのサインを見逃さないようにすることですので、自分の身体と会話してみる時間をもうけてもいいかもしれませんね。

特に今回はギターを弾かれている方は是非参考にしてみてください。

 

\この記事は私が書きました/

院長 西脇 真由樹(にしわき まゆき)

院長 西脇 真由樹(にしわき まゆき)

症状について詳しくはこちら

腱鞘炎

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