腱鞘炎の症状

毎日のパソコン作業で最近腕がだるく力が入りにくい感じがしてませんか?疲れも溜まっているし、手が疲れているだけだと思っていないですか?もしかしたら腱鞘炎の可能性も考えられます。

 

ある日突然目が覚めたら指に痛みが走り、指が曲がったまま動かなくなってしまうなんてことにもなりかねないので自分の症状レベルをまずはチェックしてみてください。

腱鞘炎のメカニズム

腱鞘炎とは腱と腱鞘がすれることでおこります。腱とは、指を動かす際に動く筋の様なものです。その腱が腱鞘というトンネル状の形の中に入っていて腱を動かすことにより滑車のように動いています。

 

指を多く動かせば、その分腱は腱鞘というトンネルの中を何度も動くことになり、腱と腱鞘がこすれ続け症状として炎症を起こし腫れてきます。腱鞘が腫れるとトンネル内が窮屈になり、痛みがでたり、腱が動きにくくなります。

どんな方が腱鞘炎になりやすいのか?

パソコン作業やピアノ、ギター 、漫画家など手を多く使う方や反復運動を繰り返すことが多い方が腱鞘炎になりやすい傾向が見られます。

 

近年では、加齢により筋肉や腱が衰えている方や出産前や出産後などホルモンバランスが崩れることにより腱鞘炎になる方も増えてきています。

ホルモンバランスが崩れるとなぜ腱鞘炎になりやすいのか?

女性ホルモン(エストロゲン)が深く関係していると言われています。エストロゲンの分泌が不足すると骨や筋肉、血管や器官に悪影響を及ぼし、骨がもろくなったり、血液の流れが悪くなり循環不良になったりします。

 

そういった症状により腱にもダメージが蓄積されやすくなり腱鞘炎になるとも言われています。 腱鞘炎と聞くと手や指を多く動かすことでなるイメージですが、ホルモンバランスの崩れにより腱へのダメージが蓄積しやすくなり腱鞘炎になることもあると言うことです。

5段階ある腱鞘炎の症状レベルチェック

今自分自身がどのレベルに達しているのかを知るのも大事なので腱鞘炎の症状をレベル別で書いてみました。

症状レベル1 手や指、手首などの筋肉への疲労感 

硬さがあったり、凝っている感じがある。痛みがあるわけではないので腱鞘炎と気づきにくい。

症状レベル2 手や指、手首などに一瞬痛みが走る

浮腫んでいるように見えたり、触ったり押したりすると痛みがある。針で刺されたような痛みが時々走る。

症状レベル3 手や指、手首などに断続的痛み

手が浮腫み、力が入らず動かしに辛くなり、動かさなくても痛み出す。ここで腱鞘炎と気づく方が多い。

症状レベル4 日常生活まで支障をきたす。

何をするにも痛みがつきまとい日常動作が困難になる。ステロイド注射などでごまかす。

症状レベル5 動かさなくてもずっと痛みがある状態

最終段階、どこに行っても手術を勧められる。

まとめ

腱鞘炎とは、日々蓄積し溜まっていき結果痛みにつながります。早期発見が大事なので、仕事や作業中におかしいなと感じたら、早めの処置をお勧めします。症状が悪化する前に自分がどの症状レベルか確認してみてください。

\この記事は私が書きました/

院長 西脇 真由樹(にしわき まゆき)

院長 西脇 真由樹(にしわき まゆき)

症状について詳しくはこちら

腱鞘炎

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