使いすぎだけじゃない!?腱鞘炎の意外な原因とは

ブログ用 悩む女性

もう何ヶ月も腱鞘炎の辛い痛みが続いている・・・。何をやっても試しても、痛みは悪化していくばかり。

病院で腱鞘炎と診断され、原因は教えてもらえなかった。仕事上、とても手を使うのでそのせいだとは思うけど、腱鞘炎の痛みを我慢して仕事を続けるのも辛くなってきた・・・。

腱鞘炎の注射をして痛みが治まってたのに、また再発してしまった・・・。どうしたらいいの?
あなたは今、似たような状態ではありませんか?

色んな方法を試しても改善しない。痛みが治まってもまた再発してしまうことが多い腱鞘炎。

実は、その原因の一つに『内臓』が関係しているのです。
「え?病院では内臓の検査で引っかかった事ないのに・・・」と思っているあなた。
なかなか改善しないその腱鞘炎の症状の原因は、実は内臓かも知れません。

腱鞘炎の原因は複数ある

腱鞘炎の原因として多く知られるのは、「手や指などの使いすぎ」ですよね。

あなたも病院で言われていたり、インターネットで調べたときや自分で思い当たる腱鞘炎の原因を考えたとき、そこに行き着くでしょう。
しかし、腱鞘炎になる原因は「使いすぎが多い」のであって、そこまで使っていない人でも腱鞘炎になる事もあるのです。
今回はその意外な原因の一つである『内臓』についてお伝えしていきますね。

意外な腱鞘炎の原因『内臓』

内臓といっても、実に様々な内臓が人間には備わっています。

どれも体にとって大切な役割を担っており、生命を維持していくために多少傷ついたりしてもある程度なら、回復するほどです。
しかし当然、その疲労が蓄積していくと体に不調のサインを出しますよね。
全身の各部位と密接に繋がっている内臓だから、時には思っても見ない体の場所に不調を訴えます。
腱鞘炎の症状として関係することもある内臓。

主に肝臓と腎臓についてお伝えしていきましょう。

肝臓機能の低下

肝臓は、人間の臓器の中で最も大きい臓器です。

その機能は数え切れないほどあり、体の解毒やエネルギーを蓄えたりもしていて、更にある程度の損傷ならば再生する事もできてしまう臓器です。

そんな肝臓。

「沈黙の臓器」といわれるように、少々の疲労や不調では体にサインをなかなか出しません。
だからこそ、原因として気付くのも遅くなりがちです。

では腱鞘炎の原因となるときにこの肝臓はどう関係しているのでしょう。

1.姿勢が歪み、筋肉や関節の動きが悪くなる

肝臓の位置は、人間の体の真ん中から見て右側に寄っています。
さらにその重さは平均して約1.5kgほどあり、機能が低下するとさらに重くなっていくんですね。

すると体は自然と前かがみになっていき、弱った部分を守ろうとする姿勢を取るように変化します(防御反応)。
また、その重さで右に引っ張られたようにも歪んでいきます。

姿勢が歪むと、筋肉や関節は本来動くはずの動きができなくなり、そのままでは思った通りに動かないでしょう。
しかし体は動かすためにより大きな負担をかけて動かすため、気付かないうちに腱鞘炎の症状が出ている部分へと余計な負担がかかっているのです。

それだと症状が改善されにくいのも頷けますよね。

2.長期に渡ると他の内臓の機能まで低下する

様々な機能を持つ肝臓が弱ると、他の内臓にも影響が出ます。

上記で姿勢が歪むことでも他の内臓の位置や機能に関連していきますし、肝臓が本来の機能を発揮できない事でより大きな負担が他の内臓にもかかるのです。

すると体内のホルモンバランスが崩れ、腱や腱鞘などを柔らかくするホルモンが正常に分泌されなくなるなど、腱鞘炎の原因と関係してくるんですね。

急激に機能が落ちていくわけではないですが、数ヶ月など慢性化している腱鞘炎を持っている方であれば、その負担はかなり大きくなっていることでしょう。

腎臓機能の低下

腎臓の機能が落ちると体の中の老廃物を取り除きにくくなり、日が経つにつれてどんどん溜まっていきます。
その負担は筋肉や関節の動きを鈍くし、さらに大きな負担を体にかけているのです。

特に肝臓機能が落ちている場合、右の腎臓はそのすぐ下にあるために、重さや姿勢による歪みの影響をより強く受ける事になるでしょう。

右の腎臓が弱れば、左の腎臓がより多く働かないと本来の体の状態を維持できないため、さらに悪化していくことになるのです。

腱鞘炎だけでなく、全身の不調にもつながる

内臓が原因となっている場合、あなたは腱鞘炎の症状だけでなく様々な体の不調を感じていることでしょう。
体がいつもダルかったり、寝ても疲れが取れなかったり、足がむくみやすかったり・・・。

さらに悪化していくと、腱鞘炎の痛みだけでなく全身の痛みや不調にも悩む事になるかもしれません。

まとめ

腱鞘炎は、痛みが出た時点でかなり進行していることが多い症状です。

痛みがない場合でも予防策はしっかりとっておき、もし症状が出ていたら病院や対応している機関を利用し、適切な対応をするようにしましょう。

\この記事は私が書きました/

院長 西脇 真由樹(にしわき まゆき)

院長 西脇 真由樹(にしわき まゆき)

症状について詳しくはこちら

腱鞘炎

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