首こりからくるめまいの原因とは?

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仕事柄首がよくこることはあったが騙し騙し放っておいたら、最近めまいまででるように。このまま放っておくとまずいよな~と思いつつどうしたらいいものかと悩まれて最近当院に来られる方が増えてきています。

あなたは首こりからくるめまいで悩まれていませんか?そんな悩みを持つあなたのために首こりからくるめまいの原因と改善方法をお伝えしていきます。是非ためしてみてください。

では早速本題といきたいのですが、その前に自分の症状がどういったものかを知ることが大事なので、首こりとめまい、まずは別々に考え、その後、関係性を照らし合わせて改善へとつなげていきましょう。

首こりのメカニズム4つ!

1.筋肉からくる首こり

筋肉性の首こりの場合は疲労物質が溜まることにより起こります。例えば長時間同じ姿勢を保つようなデスクワークなどは筋肉が常に緊張状態となり疲労物質がたまりやすいと言えます。

実際人は動くことで血液などの流れが活性化され、筋肉へ十分な酸素が行き渡るのですが、同じ姿勢を保つことにより充分な酸素も行き渡らなくなり老廃物が溜まり首こりへとなるのです。

2.首の湾曲による首こり

首には適度な湾曲が必要でその湾曲があることで首にかかるストレスや衝撃を分散しています。

近年、スマホの普及により、下を向く姿勢を多くとるようになり、正常な首の湾曲を潰し、首にかかる負担が高まり血液の流れが悪くをなり首こりになる方も多いです。

またストレートネックの原因ともされています。

3.血液の流れの滞りによる首こり

血液の流れが悪くなると身体に溜まった老廃物が流れていかなくなり、首こりになります。いわゆる血行障害と言うものです。

まず知っておいてほしいのが、血管には動脈と静脈2種類あります。動脈は心臓のポンプ作用で作られ、静脈は筋肉のポンプ作用でつくられます。

ここで大事なのは静脈が筋肉の作用で作られていると言う事です。筋肉が活動的に動くことで血液の流れがよくなり老廃物が流れていくのですが、血行が阻害され流れが悪くなることで老廃物が流れなくなり、首こりになります。

 

 

 

4.ストレスによる首こり

日常生活に仕事にとストレス社会と言う言葉もあるほど、日々私たちの身体にはストレスが溜まっています。ストレスもまた首こりと関係が深くあります。

人間の身体には自律神経という神経があり、交感神経(興奮、緊張)と副交感神経(抑制、弛緩)とが入れ替わりバランスをとっています。心理的にストレスがかかる状況におちいると身体にも力が入り緊張状態になります。

すると交感神経が優位に働き、交感神経が優位になると筋肉もまた硬くなり血液の流れが阻害され老廃物がたまり首こりになります。

次にめまいと一言で言っても様々あります。いったいどういったメカニズムで起こるのか説明いたしますね。

めまいのメカニズム3つ

1.回転性のめまい

自分自身は動いてないにも関わらず自分の周りがグルグル回っているような感覚におちいるめまいを回転性めまいと言います。

平衡感覚をつかさどるうえで大事な耳にある三半規管の乱れが原因の場合が多いです。

乱れる理由としては、耳奥には耳石という平衡感覚を保つための組織と三半規管があり、耳石がはがれ落ちて、三半規管の中に入ってしまうことで耳石が神経に触れ、回転しているように感じさせてしまうことがあります。

耳石は小さいもので三半規管に入っても自然と砕けるのですが、運動不足によって大きな耳石になりはがれ落ちたり、ホルモンのバランスの乱れによっても耳石がはがれやすくなりめまいが起こるとも言われています。

2.浮遊性めまい

自分の身体がフワフワと浮くような感覚になり、自分の身体を保つのもままならず、歩くのも困難になります。原因としてはストレスが関係しています。

浮遊性めまいは脳からくることが多く特に首とのつなぎ目にある脳幹が関係しています。

脳幹は自律神経と関係があり、精神的ストレスにより自律神経が乱れ、交感神経が優位になると浮遊性めまいがでやすくなり、ひどい場合頭痛や吐き気なども引き起こします。

失神性発作によるめまい

目の前が真っ暗になるような、立ちくらみのようなめまいです。頭から血の気が引くような感覚で、たとえばお風呂から出た時や急に立ち上がった時にめまいがでやすいです。

原因としては、脳にも血液が流れているのですが、ストレスで自律神経が乱れると血液量が不足したり血圧も自律神経が調節している為、乱れると失神性のめまいがでます。

ここまで、首こりのメカニズムとめまいのメカニズムについてお話ししてきました、ここから首がこることでなぜめまいがでるのかお話ししていきます。

 

首こりによるめまいの原因

今までの話しでもうお分かりの方も多いと思いますが、自律神経の乱れが首こりからくるめまいの原因になることが多いです。

自律神経の役割は、内臓や血管などの働きをコントロールし、体の中の環境を整えている大切な神経です。

そして乱れると、筋肉が硬くなりガチガチの首になり血液の流れも悪くなり、めまいにつながると言うことです。

また内臓や血管の働きが低下すると、全身の倦怠感や頭痛、手足のしびれ、便秘、動悸、不眠、うつ病、神経性胃炎、過呼吸など、人によって大小異なりますが様々な症状に発展していきます。

首こりからくるめまいが出る方の多くが身体の方にも様々な症状が出ている方がとても多いです。ですが日々の仕事や日常に追われたり、いつか治るだろうとほっとく方も多いのも事実です。

今の内に自分の症状をしっかりと見直しほっとかないようにしてください。生きていくうえで大事な神経ですし、乱れると立て直しにかなり時間がかかります。

では次にこういった症状に悩まされない様にするための予防と改善方法についてお話ししていきますね。

 

改善方法

1.首にかかる負担を減らし休憩もする。

頭はボーリングの玉程の重さがあります。長時間のデスクワークで目が疲れ、首が前に行くことでかなりの負担がかかります。

また、同じ姿勢を維持し続けることも首の筋肉に緊張が生まれ首の負担になります。人間の集中力は45分~50分ほどです。

こまめに休憩しリセットすることで逆に集中力も維持でき、作業効率もあがります。学校授業を思い出してみて下さい。

2.規則正しい生活を心がける

日常生活で引き起こされる症状は日常生活を見直すべき!
睡眠時間が短い日によくめまいは起きます。

しっかり三食食べ、早寝早起きを心がけることで、体の回復を促しましょう。疲労は血液の流れを滞らすため首周りの筋肉も硬くなってしまいます。

3.軽い運動もオススメです。

ランニングやウォーキングなどをするとストレス発散にもなり自律神経も整いやすくなります。

さらには基礎代謝が上がり身体の熱を産生し血行が促進されます。血行が促進されると身体に溜まった老廃物も排出しやすくなります。

お風呂にゆっくり浸かり呼吸を意識

身体をリラックスさせるようにぬるめのお風呂にゆっくりつかったり軽く全身ストレッチするといいでしょう。

呼吸も交感神経と副交感神経の入れ替わりなので深く呼吸を意識してやってみてください。脳に酸素が送られやすくなります。

まとめ

首こりからくるめまいについて書いていきましたが、日常生活の中から引き起こされるケースがほとんどです。まずは自分の身体と向き合うことも大切なので自分の時間を作ることも忘れない様にしてくださいね。

また、首こりによるめまいのでケアをやってみても効果が感じられない場合は、もしかすると別の所からの原因の可能性があります。その時はお気軽にご連絡ください。全力でサポートいたします。

\この記事は私が書きました/

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

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良性発作性頭位めまい症

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