頚椎ヘルニアによるめまいの症状とは?

「頚椎ヘルニアと診断された…」

「ヘルニアになってからめまいを感じる…」

あなたはこのようなお悩みはありませんか?

今回は頚椎ヘルニアによるめまいの症状についてご紹介していきます。まずは、頚椎ヘルニアがなぜ起こってしまうのか?頚椎ヘルニアについてと、その原因についても知っておくと、予防もできますよ。

頚椎ヘルニアのめまいを感じておられる方は、是非参考にしてみてくださいね。

頚椎ヘルニアとは?

頸椎ヘルニアとは一体何なのか?それによって引き起こされるめまいの症状についてもご紹介していきます。

頚椎には、脊髄(せきずい)とよばれる神経の組織が通っていて、脳から手や肩に向かって枝分かれしています。

椎間板と呼ばれるクッションのような役割をしている組織が、頚椎の間に存在し、神経が圧迫されないための働きをしています。

しかし、何らかの影響で椎間板がこわれて各神経を圧迫することがあります。それを、頚椎ヘルニアと呼びます。

頚椎ヘルニアの原因は?

頚椎ヘルニアの原因についてみていきましょう。

  • 姿勢の歪み
  • 加齢の変化
  • 自律神経の乱れ

上記などが、頚椎ヘルニアを引き起こしてしまう原因となっています。

人間の頭は約5kgの重さがあり、猫背の姿勢になってしまうと、首に15kgくらいの負荷がかかっている計算になります。姿勢の歪みになりやすいデスクワークの場合には30分に1回は体を起こしてあげて、首を休ませてあげましょう。

 

また、加齢の変化も原因とされています。頚椎ヘルニアになりやすい年代は50〜60代の方に多いのです。

椎間板ヘルニアとは、髄核が飛び出してしまい、脊髄や神経根を圧迫して症状が出てきます。

頚椎ヘルニアが原因で頚部の筋肉が緊張してしまうと、自律神経の乱れによって症状を引き起こします。

浮遊性めまいは体がフワフワで足元がフラフラで雲の上を歩いているように感じ、グラグラと揺れることでめまいやふらつきを感じます。

浮遊性めまいによるめまい・ふらつきは脳からくることが多く特に脳幹と関係しています。

脳幹は自律神経と関係があり、頚椎の筋肉が緊張してしまうことにより自律神経が乱れ、交感神経が優位になると浮遊性のめまいふらつきが起こりやすく、ひどい場合頭痛や吐き気なども引き起こします。

めまいは血行不良?

めまいのもう一つの大きな要因として、首の周辺の筋肉の血行不良が関係しています。

血行不良によって血管内の酸素が不足の状態になります。ヘルニアの痛みによって、首や肩周辺の筋肉がこり固まり始めると、血行が悪くなります。

そこに疲労物質や老廃物が発生することで筋肉周辺にある神経を刺激します。その刺激が脳に伝わり痛みとして頭痛やめまいが引き起こされます。

もし、その状態が続き、さらに血流が悪くなると血流障害になります。血流障害は血管の壁が硬く、血管が細くなり詰まることで血液の流れが悪くなります。 血液の流れが悪くなれば、血液が必要なところに酸素や栄養が行きにくくなるため様々な症状につながってきます。

また、筋肉の血行不良ではなく、ヘルニアや変形した頚椎によって、頭部への血管が圧迫され続けることによる頭痛も考えられます。

まとめ

いかがでしょうか?

頚椎ヘルニアには様々な原因があります。
きちんとした、治療を行うためにも、あなたの頚椎ヘルニアの原因を知っておくといいですね。

頚椎でも1~3番目など、上の場所がヘルニアになると、神経根や血管への圧迫で、気分が悪くなったりめまい、吐き気が出てきたりもします。

めまいがひどくなる症状もあるので、頚椎ヘルニアと関係しているとは思わない人もいると思います。

めまいや吐き気の症状を感じやすい方は一度、病院に行かれることをオススメします。

\この記事は私が書きました/

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

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