一度は緩和してもすぐに再発してしまう手首の痛みでお困りの方へ

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手首の痛みが腱鞘炎だけでなく、様々な症状がある事を過去に紹介してきました。

手を動かすと親指に激痛が・・・!それってもしかして腱鞘炎かも?

この腱鞘炎、なぜ治らないの?

使いすぎだけじゃない!?腱鞘炎の意外な原因とは

症状によっては、なかなか原因に気づきにくいものがあります。もしかしたらその中の1つは「カルシウム不足による、※石灰化」かもしれません。石灰化まではいかなくても、カルシウム不足のせいで症状の改善が遅れている事もあります。一生懸命、治療に通ってもあまり効果がない方、回復の速度が遅いと思っている方、もしかしたら原因はそこにあるかもしれません。

「精密検査をしないと、カルシウム不足かどうか分からない」と思ってませんか?

実は身体は不足しているものがあったり、症状が出てしまう前に必ずサインを出してくれています。カルシウム不足だと、どんなサインが出ているのでしょうか?

※「石灰化とは血液中にカルシウムがあふれ、骨の表面に沈着してトゲのようになり、神経を圧迫していることを言います。

カルシウムが不足すると・・・

  • 骨粗そう症
  • 十分に成長しない
  • 虫歯が治りにくい
  • 神経過敏となる
  • 何故かイライラする
  • 疲れやすい
  • 妊娠時の異常
  • 高血圧
  • 骨折しやすい

このような症状出やすくなります。なんとなーく思い当たる所はないですか?

沢山、チェックが付く人ほどカルシウム不足の可能性が高いです。

カルシウムがあるのに、足りない???

「カルシウムが足りていないことで、血液中にあふれる」

何度聞いても?となりますよね。この状態は身体が自分を守ろうとする反応からきています。カルシウムは本当に重要な役割をいくつも持っています。「足りない状態が続く」ことは身体としては、かなり負担が大きくなります。

そこで身体の中にある、カルシウムを無理に出します。自分の骨を溶かして血液中に放出します。まず、骨がもろくなるのは想像が付きますよね?

また、骨の中にあるカルシウムは濃度がとても高いものです。それが血液中に出てしまう事で必要以上の量があふれてしまう、という事です。あふれたカルシウムが固まってしまう・・・。という仕組みがあったんですね。

つまり、カルシウムが足りないことで自分の身体を弱くしてしまってるんですね。

 

カルシウムを沢山摂りたい!

日本人に必要なカルシウムの平均が1日500mgとすると毎日150~300mgも足りていない、というデータがあります。ではどうすれば効率よく、しっかりと吸収できるのでしょうか?

カルシウムを多く含む食べ物を摂る

カルシウムは身体の中では作られませんので、食べることでしか摂りいれられない栄養素です。沢山含んでいるものを紹介します。

小魚や海藻類

■小魚にはカルシウムが豊富でに含まれています。手軽にそのままでも食べることもできますし、他の食材と組み合わせることもできますよね。

■海藻類はカルシウム以外の栄養素を含んでいたり、カロリーも低いのでおススメです。

豆腐・ゴマ・小松菜

■豆腐100gに含まれるカルシウムの量は牛乳より豆腐の方が多いほどです。実際の飲食を考えますと、豆腐半丁150gとしますとで約180mgのカルシウムを取ることができます。また、豆腐は消化吸収に優れ、さらに良質のタンパク質と一緒に取ることが可能で吸収率が高まります。カルシウムの摂取には最適な食品ですね。

■ゴマには100g中に1200mgというカルシウムが含まれています。牛乳のなんと約11倍の量だそうです。大さじ1杯半強のごまは約10gです。その中に含まれるカルシウムの量は、牛乳100gを飲んだ時と同じになることになります。カルシウムの宝庫ですね!

■小松菜:野菜の中でも圧倒的なカルシウム量があります。ほうれん草よりもおススメです。

それでも足りない!?

大切なのは、吸収されているかどうか

カルシウムの多い食事をしっかりと、毎日摂っていたらもう大丈夫?

実はそうではないんです。カルシウムは。吸収率が悪いと言われています。頑張ってカルシウムを摂っても体に吸収されなければ意味がありません。ぜひ、下記の内容と合わせて摂って下さいね。

■お酢とカルシウムを一緒に取る

お酢とカルシウムを一緒に摂ると、「酢酸カルシウム」に変化するといわれています。この「酢酸カルシウム」はカルシウム単独よりも吸収率が50%もアップそうです。

■タンパク質

鶏のささみや魚介類、大豆製品なども、カルシウムの吸収をよくしてくれます。しかし、タンパク質の摂りすぎはかえってカルシウムを排出させてしまうので、食べすぎには注意しましょう。

■ビタミンD

きのこ類(干ししいたけ、舞茸など)や卵に含まれます。また、太陽の光を浴びることでも作られることで知られています。

しっかりと睡眠を取ることも、もちろん重要です。過去のブログも参考に見てみて下さいね。

腱鞘炎の治し方の要因とは・・・

食事で腱鞘炎が治るって本当ですか?

 

実際には続けられない・・・

ここまで読んでみて、「カルシウムは大事なことも分かったし、献立も色々考えたし早速やってみよう!」と思われた方もいらっしゃる中で「え、続けられられない・・・」と思われた方もいらっしゃるかと思います。

食べることでしか、摂れないんですよね?と不安になられた方も大丈夫です。

食事から摂ってもらうことを第一に、足りない部分はサプリメントで補うことができます。

サプリに抵抗のある方もいらっしゃいますが、身体の状態の改善がみられるまで続けられることをおススメしています。その位足りていない人が多い、ということでもあります。

まとめ

実はカルシウムをしっかりと摂ってもらうことで、高血圧や動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病の予防にもなります。手首の症状が改善しても習慣にしてもらえるといいですね。

身体の中が変わっていくには、相応の時間がかかります。早い方でも実感できるのは3週間はかかります。焦らずじっくりと続けられるよう、頑張って下さいね。

\この記事は私が書きました/

院長 西脇 真由樹(にしわき まゆき)

院長 西脇 真由樹(にしわき まゆき)

症状について詳しくはこちら

腱鞘炎

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