ツラい肩こり頭痛の原因‼

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「肩が凝ると頭が痛くなる」

「頭がギュっと締めつけられる感覚」

「頭が痛くて仕事に集中できない」

あなたはこのような場面がありませんか?

肩こりからくる頭痛を解消したとしても、なぜ頭痛が引き起こされるのだろうか?

きちんと原因を知っていなければ頭痛は繰り返し発症します。

頭痛になる原因を知っていると予防も出来ますので是非知っておきましょうね。

今回は、肩こりからくる頭痛の原因や種類、その予防法をお伝えしますね。

なぜ肩こりになるの?

まず、はじめに「肩がこる」とは、どういう状態なのかご存知でしょうか?

筋肉が縮んで硬くなった状態をいいます。

たとえば、荷物やダンボールを持ち上げるとき、腕は「力こぶ」の状態になっていますよね?

力こぶは、上腕二頭筋といわれる腕の筋肉が縮むことによってモノを持ち上げることができます。

肩こりとは、筋肉が縮んだ状態で硬くなったことをいいます。

 

次に肩こりや頭痛になりやすい原因をいくつかご紹介していきますね。

 

 

 

頭の位置

デスクワークや携帯の画面を見ていると、頭が前かがみになって頭が前に傾いていきます。

人間の頭の重さは約といわれています。

その頭が前に傾くと首から肩、背中の筋肉が頭の重さによって引き伸ばされます。

この状態が長い時間続くと筋肉が硬くなり、肩こりが引き起こされます。

 

特に、デスクワーク等の長い時間同じ姿勢の方はこのような状態が続いているため、頭の位置によって肩こりが引き起こされてきます。

 

崩れた姿勢

崩れた姿勢が原因で肩こりなります。

首から肩、背中にかけての筋肉の緊張が長く続くのはとても危険です。
現代は、デスクワーク、携帯電話やスマートフォンの画面を見ている時の姿勢が悪くなることが多いです。

姿勢が崩れているといって、座る姿勢や立つ姿勢を改善しようとされる方はいますが、何気ない姿勢が肩こりを引き起こす可能性が高くなっています。

その主な姿勢を3つご紹介します。

是非、あなたにもあてはめてみて下さいね。

 

うつ伏せの状態

うつ伏せの状態で、携帯や読書をされている方は注意しましょう。

肘がつっぱることで、肩に上半身の体重の負担がかかり、頭を支える筋肉にまでかかる負担が大きくなるので、イスに座ってされることをおすすめします。

 

ごろ寝で肘をついている

日常生活の中で横になりながらテレビを見ている方は注意しましょう。

ごろ寝で肘の着いている肩には大きな負担がかかってきます。手のひらで重たい頭を支えていると首から肩の筋肉が伸ばされるため筋肉が硬くなってきます。

 

同じ側の肩ばかりに荷物をかける

普段の通勤や買い物などでバッグを肩にかけることがあると思います。バッグを肩にかけるとき、無意識に同じ肩ばかりにかけてはいませんか?

同じ肩に疲れがたまるので交互の肩にバッグをかけることをおすすめします。

 

長時間の同じ姿勢だけではなく、これらの崩れた姿勢によって、頭を支えている首から肩・背中についている筋肉が緊張した状態になり、さらに肩こりになりやすくなります。

 

 

眼精疲労

長時間スマホ、パソコン等の画面を見る状態が続いたり、モニター画面から発せられる強い光を長い時間見続けることで眼精疲労になってしまいます

この状態が続いてしまうと、肩こりを引き起こす筋肉にも負担がかかるので肩こりになりやすくなります。

精神的緊張・ストレス

ストレスがたまった状態で発散できずにいると、自律神経に異常がおこり、自律神経のバランスが乱れ血行不良を起こると筋肉が硬くなっていきます

そのストレス状態が続いてしまうと、筋肉に老廃物が溜まることで肩こりが慢性化することがあります。

不規則な生活

体は一定のリズムに従って働いています。

生活リズムが狂って、睡眠時間が少なくなると筋肉の回復と緊張の緩和が妨げられるので肩こりを引き起こしやすくなります。

不規則な食生活などが続くと、筋肉内に老廃物が溜まりやすくなり肩こりになりやすいです。

なぜ肩こりから頭痛になる?

肩こりから頭痛になるのには、先ほど肩こりの主な原因から引き起こされます。

肩がこることによって、筋肉が縮んで硬くなります。それによって筋肉の中を通っている血管が圧迫されて血流が悪くなります

すると、血管内の酸素が不足の状態になります。血管内に老廃物が発生することで血行不良になり頭痛が発症します。

 

これらによって頭痛へと進行します。肩の血行不良はそのまま脳にも影響し、脳血管の血流も悪くなり緊張型頭痛が引き起こされます

しかし、これだけではありません。その状態が続き、さらに血流が悪くなると血流障害になります。

血流障害によって片頭痛を引き起こし、頭痛の症状だけでなく、吐き気の症状にもつながってきます。

頭痛の種類

現代、日本人の4人に1人にあたる約3000万人の方が頭痛もちといわれています。その頭痛にも「一次性頭痛」「二次性頭痛」の2種類があります。

その2つの種類をご紹介していきますね。

一次性頭痛

 

緊張型頭痛

どの年代にもおこる頭痛で、頭の周りを何かで締め付けられるような痛みが続くのが特徴です。肩こりと関連のある頭痛のほとんどが、「緊張型頭痛」になります。緊張型頭痛は、頭の位置が前かがみになる姿勢の多いデスクワークをしている方に多くみられます。うつむき姿勢などを長時間続けると頭や首・肩の筋肉が緊張するため引き起こしやすくなります。

ときどき頭痛がする反復性緊張型頭痛と毎日頭痛が続く慢性緊張型頭痛があり、頭痛は30分から日間持続します。

症状がきつくなると、めまい、吐き気などを感じることもあります。

 

片頭痛

片頭痛は、普段は気にならないような音、光、臭いに敏感になり不快と感じるなど頭痛以外の症状を伴うのが特徴で、こめかみから目のあたりにかけて脈をうつようなズキンズキンとした痛みも片頭痛の特徴です。その痛みが片側だけの場合もあれば、両側に症状が出ることもあります。

片頭痛は月に1回から数回起こることがあり、痛みが日中続くようなケースが多いです。

また、片頭痛は肩こりと非常に関連があり、頭の血管が拡がることで引き起こされるため、「血管性頭痛」ともいわれています。

 

群発頭痛

群発頭痛は、目の奥がきりで突き刺すような痛みがあり、夜間の発作と飲酒が発作を誘発することが多く20~40歳代の男性に多くみられるのが特徴です。

群発頭痛は一次性頭痛の中で最も激しい頭痛になり、激しい頭痛が毎日のように数ヶ月ほど続きます。発作自体は2~3時間と短時間ですが、頭痛と同側の目が充血、涙を流す、鼻水、鼻づまりなどの自律神経症状を伴います。

眼の後ろ側を通っている内頸動脈が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥が痛むことが多いといわれています。

 

後頭神経痛

後頭神経痛は首の付け根から後頭部、頭の横・上の部分にかけて皮膚の表面に電気が走るようなピリピリチクチクするような痛みが特徴になります。

痛みは片側に出ることも両側に出ることもあり、痛みの持続時間は数秒間で、痛みが長時間続くことはありません。

二次性頭痛

くも膜下出血

くも膜下出血は突然発症し、ハンマーで後頭部を殴られたような激しい頭痛を感じます。

くも膜下出血は40歳代から50歳代の男性に多く、60歳を超えると女性に多くなる傾向があります。

 

脳出血

脳出血は、脳の血管が破れて出血し、その出血のかたまりが脳を圧迫することで頭痛引き起こされます。

症状は出血場所によって違いますが、麻痺やしびれなどの神経症状を伴い、手を動かしたり、歩くのが困難になるといった症状になります。

 

脳腫瘍

脳腫瘍は、頭の全体もしくは頭の一部に圧迫感があり、嘔吐やけいれん発作が起きるときはすぐに病院へ行きましょう。

また、頭痛以外に視力が低下や視野が狭くなるといった視力障害などにもなります。

 

肩こり頭痛の予防法

姿勢を正す

肩こりからくる頭痛は、デスクワークなどの方に多いので正しく座る時のポイントをお伝えしますね。

まず、座っている時に頭の位置が体の軸より前に倒れないように注意しましょう。イスに座るときは、猫背にならないように、あごを引いた姿勢を意識しましょう。

パソコンのキーボードの位置は体から遠すぎないようにして、パソコンの画面と目の距離は近すぎないように気をつけましょう。

パソコン作業などの場合、休憩を取ることが。肩や首、腕を回したり、背筋を伸ばしたりと、ストレッチをすると効果的です。

十分な睡眠と正しい食生活

日常生活でのストレスや不眠などで悩んでいる人は多いようです。睡眠時間が短い日によく頭痛は起こります。

十分な睡眠が筋肉の回復に1番効果的といわれています。

肩こりからくる頭痛のある方の多くが、十分な睡眠がとれていません。睡眠時間が少ないと体の緊張や疲れが取れにくいため肩こり、頭痛がひどくなるという悪循環になります。

 

食生活では暴飲暴食はNGです。胃腸が弱くなると、その周辺の筋肉も弱くなり、それが原因で筋肉も硬くなるため、血流の悪化になり肩こりが引き起こされるといわれています。

また、暑い時期には冷たい飲み物、食べ物をよく摂る方が多いです。

冷えは血液の流れを悪くして、筋肉が硬くなる要因になります。その結果、肩こりがより感じるようになります。

適度な運動とストレッチ

適度な運動をすることで筋肉の疲れが解消し、血行がよくなります

さらには基礎代謝が上がることによって、身体の熱を産生し血行が促進されます。血行が促進されると身体に溜まった老廃物も排出しやすくなります。

ストレッチには筋肉をやわらかくする効果があります。

体が冷えた状態では筋肉は硬くなっている状態なので、体が温まった状態のほうが筋肉は柔らかいため入浴後などに行うと良いです。

特に、ラジオ体操や開脚運動をおすすめします。

 

まとめ

いかかでしたか?

あなたの頭痛の原因は見つかりましたでしょうか?

肩こりからくるツラい頭痛の原因についてご紹介しました。

原因は必ずしも1つでけではありません、自身の身体と向き合い、肩こりの予防をしましょう。

肩こりでツラい頭痛で悩みがありましたら一度当院までご連絡くださいね。

\この記事は私が書きました/

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

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