後鼻漏によって引き起こされる頭痛とは?

  • 後鼻漏による頭痛がつらい。
  • なぜ、後鼻漏から頭痛になるの?
  • 頭痛がして仕事に集中できない。

あなたはこのように思われたことはありませんか?

今回のブログは後鼻漏による頭痛について書いています。

後鼻漏によって頭痛を感じる場合があります。

後鼻漏とは一体何か?後鼻漏による頭痛について詳しく説明していきますので、是非参考にしてみて下さい。

後鼻漏とは?

後鼻漏とは、鼻水が喉の奥に流れていく状態をいいます

鼻水が口から痰として出る場合もありますが、喉にへばりついた感じになっているため、口から出そうと思っても出せない場合が多いです。

後鼻漏は、副鼻腔に溜まった膿が混ざっており、膿とは細菌の感染やウイルスによって、体がそれらと戦った白血球や細菌などの死骸になります。

後鼻漏は寝ている時も起こってきます。仰向けで寝ることによって、喉に鼻水が流れたり、呼吸をしにくい場合もあります。

副鼻腔とは

副鼻腔は、鼻中隔の左右に4つずつの空洞を言います。

前頭洞(ぜんとうどう)

前頭骨の内部にあり、鼻の上方、おでこの下部の空洞。

上顎洞(じょうがくどう)

副鼻腔で一番大きいのが上顎洞で、頬の骨裏にある空洞。

篩骨洞(しこつどう)

両目の間の裏にある空洞。

蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)

鼻の奥の一番深いところにある空洞です。

 

全ての空洞は鼻腔に通じており、副鼻腔の中は空気で満たされている状態になります。

副鼻腔にできる炎症の症状についてご紹介していきます。

副鼻腔炎の症状

副鼻腔炎の主な症状には、鼻閉、鼻汁、後鼻漏、顔面痛や頭痛、嗅覚低下の5つがあります。

  • 鼻づまり
  • 鼻水
  • 後鼻漏
  • 顔面痛や頭痛
  • 嗅覚低下

上記の症状について説明していきますね。

鼻づまり

鼻づまりは、炎症による粘膜の肥厚が原因になります。

鼻腔や副鼻腔の粘膜が腫れたりすると、空気の通る隙間が狭くなってしまい、鼻づまりを引き起こします。

鼻水

鼻水は、炎症による粘膜の反応で粘膜表面から出てくる分泌液です。

急性副鼻腔炎の場合は、うみの混じった鼻汁が見られ、慢性になってくると、白い粘りけのある鼻水が多くみられます。

後鼻漏

後鼻漏は、炎症が奥の方の副鼻腔で続く場合には、鼻水が喉の奥に流れる状態であり、痰となって咳を誘発します。
後鼻漏があることで、咳や痰、頭痛、口臭や鼻臭、睡眠不足など、生活の質が低下する原因にもなっています。

顔面痛や頭痛

顔面痛や頭痛は、急性の副鼻腔炎によくみられる症状ですが、両眼の間の痛み、おでこあたりの頭痛などが引き起こられることがあります。

副鼻腔で粘液が排出されないために内腔の圧が上がってしまい、脳の神経や顔面を刺激するために起こる症状にります。症状が慢性化すると頭重感なども感じる場合があり、風邪をひいた時のおでこの痛みがあれば副鼻腔炎の可能性もあります。

嗅覚低下

嗅覚低下は、匂いを感じる嗅裂部の粘膜が腫れたり、慢性炎症で鼻腔が狭くなることによって空気がいきにくくなり、神経がにおいを感じれなくなる症状です。炎症が長く続くと嗅覚障害が起こることがあります。

後鼻漏に併発する頭痛

では、後鼻漏と頭痛が併発するのはなぜでしょうか?

副鼻腔で粘液が排出されないために内腔の圧が上がってしまい、脳の神経や顔面を刺激するために起こる症状にります。

症状が慢性化すると頭重感なども感じる場合があり、風邪をひいた時のおでこの痛みがあれば副鼻腔炎の可能性もあります。

頭痛が併発する場合は、前頭洞で炎症が起きている場合が多いです。そのため、おでこから眉間にかけての頭痛を感じます。

目の奥に痛みを感じる場合は、篩骨洞で炎症が起きているケースが多いです。

頭痛は、急性の副鼻腔炎によくみられる症状ですが、両眼の間の痛み、おでこあたりの頭痛などが引き起こられることがあります。

\この記事は私が書きました/

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

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