- 後鼻漏の治療法とは?
- 治療にはどんな方法があるのか?
- 辛い後鼻漏を治したい!!
あなたはこのように思われたことはありませんか?
今回のブログは後鼻漏による治療について書いています。
後鼻漏によってさまざまな症状を感じるケースがあります。
後鼻漏とは一体何か?後鼻漏による治療法について詳しく説明していきますので、是非参考にしてみて下さい。
後鼻漏とは?
後鼻漏の治療について説明する前に後鼻漏について知っておきましょう。
後鼻漏とは、鼻水が喉の奥に流れていく状態をいいます。
鼻水が口から痰として出る場合もありますが、喉にへばりついた感じになっているため、口から出そうと思っても出せない場合が多いです。
後鼻漏は、副鼻腔に溜まった膿が混ざっており、膿とは細菌の感染やウイルスによって、体がそれらと戦った白血球や細菌などの死骸になります。
この膿は臭いがきついため、嫌な臭いを自分で感じたり、口臭がきつくなったりする原因にもなります。
後鼻漏は寝ている時も起こってきます。仰向けで寝ることによって、喉に鼻水が流れたり、呼吸をしにくい場合もあります。
後鼻漏の主な症状は?
後鼻漏は日常生活に支障をきたす場合があります。後鼻漏の主な症状は下記になります。
- 呼吸がつらい
- 頭痛
- 吐き気
- 咳
- 口臭
これらが後鼻漏の主な症状です。
鼻の裏のから口の中に鼻水が流れこんでしまうので、寝ている時にも鼻水が流れ込み、むせて咳き込んでしまう時があります。
今回は後鼻漏の治療法について解説していきます。
後鼻漏の治療法は?
後鼻漏の治療法をいくつかご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
薬物治療
薬物療法では、消炎酵素剤や抗菌薬などを使用するケースが多いです。
消炎酵素剤は、膿や痰を分解し、鼻水や痰の排泄を促して炎症を抑える抗炎症薬になります。
副鼻腔炎になる原因菌に対する適切な抗菌薬を十分な量で使用することで、副鼻腔の細菌を減少して、消失させる効果が得られます。
ネブライザー
ネブライザー(吸入器)は、吸入薬を霧状にして、副鼻腔内の粘膜まで薬を直接気管支に届けるための器具です。鼻に器具をあてて、鼻で呼吸するというシンプルなものです。
吸入薬は経口薬よりも少ない量で大きな効果があり痛みもなく、子供から高齢者まで誰でも簡単に使用できます。
手術
薬物治療などで改善が認められなかった場合などに手術をするケースがあります。
手術療法には内視鏡下副鼻腔手術といわれ、鼻の穴に内視鏡を挿入して行う内視鏡手術があります。
内視鏡を挿入して、各副鼻腔に穴を開ける手術になります。この治療は、副鼻腔内の換気や循環を良くして、副鼻腔内に溜まった膿が排泄しやすくします。粘膜が正常な粘膜に置き換わり、蓄膿症が改善され、後鼻漏も改善されます。
その他の治療法
後鼻漏の治療法は、鼻水の原因を治療することになるので、抗アレルギー剤を使う場合や、炎症により変性した鼻粘膜を切除するレーザー治療を行います。
しかし、レーザー治療は正常な粘膜も傷つけてしまう可能性があるので、鼻腔の奥の場合には切除が困難な場合があります。
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