耳鳴り、めまい、ふらつきで悩んでいる方はたくさんおられます。
耳鳴り、めまい、ふらつきによる病気は一つではなく、さまざまな病気が考えられます。
これらの症状を感じているのに原因がはっきりしないと不安になりますよね。
耳鳴り、めまい、ふらつきの症状を引き起こす病気についてまとめたので、ご紹介していきます。
是非参考にしてみてください。
耳鳴り・めまい・ふらつきを引き起こす病気とは
耳鳴り、めまい、ふらつきの症状を引き起こす病気はいくつかあります。
耳鳴りは突然急に起こり、耳鳴りは他人には聞こえず、自分にしか聞こえない音なので不快に感じます。
その不快な音や苦しみは他の人には分かってもらえないことが多いです。特に、耳鳴り、めまいを伴うふらつきは平衡感覚を失ってしまうので、立っていることが困難になる場合があります。
そのような症状を引き起こす病気について説明していきます。
メニエール病
突然激しいめまいが起こり、耳鳴りや難聴などの症状を伴う疾患をメニエール病といいます。
メニエール病の症状は頭痛、めまい、耳鳴り、ふらつきを感じることが多いです。
また、初期症状は、多くの場合はめまいから起こるのではなく、耳の閉塞感や難聴、耳鳴りなどの聴覚症状から始まります。吐き気を伴う場合もあります。
メニエール病は、難聴、耳の閉塞感などの症状もみられる場合があります。メニエール病の原因はいまだに解明されていませんが、症状を和らげるためにも医師の診察を受けましょう。
人間は耳の奥にある三半規管という所で平衡感覚を調整しています。
この三半規管の中にはリンパ液が入っていて、リンパ液の傾きや動き方を体が察知することで、体のバランスを修正したり整えたりしているのです。
内耳を満たしているリンパ液が過剰に増えると内リンパ水腫になり、これによってメニエール病が起こると考えられています。
突発性難聴
良性発作性頭位めまい症
自分自身は立ち止まっているのにも関わらず、急に自分の周りがグルグル回っているような感覚のめまいを回転性めまいと言います。
この感覚は、その場でグルグルと回ってから急に止まると周りのものが回転しているように感じます。その感覚とよく似ています。
めまいが起きる人の中で最も多い病気の良性発作性頭位めまい症になります。
平衡感覚で重要な耳にある三半規管が乱れているケースが多く、嘔吐をともないます。
乱れる理由としては、耳の奥には耳石という平衡感覚を保つための組織と三半規管があり、耳石がはがれ落ちて、三半規管の中に入ってしまうと耳石が神経に触れ、回転しているように感じさせてしまいます。
症状は耳鳴り、めまい、吐き気などを引き起こしやすくなります。
パニック障害
パニック障害は不安障害の中の一つになります。突然理由もなく、激しい不安や動悸、めまいや吐き気などの発作に襲われます。
また、自分でパニックの症状をコントロールできないのが特徴になります。また、パニック障害は、うつ症状を引き起こすこともあります。
パニック発作の特徴は、突然急に動悸や発汗、耳鳴り、めまい、ふらつき、吐き気などの症状を引きおこします。
このような発作に一度なってしまうと、また次も同じようなパニックを起こすのではないか、という不安や恐怖に襲われてしまいます。
お仕事で電車に乗って通勤されている方は通勤中ですごく苦労される方が多いです。
発作が強くなると、死ぬのではないかと強い不安や恐怖を感じる人は少なくありません。
違和感を感じたら病院へ
耳鳴り、めまい、ふらつきの症状を感じる場合、脳の近くで起こる症状なので注意しましょう。
日常生活でこれらの症状が起こりやすい場合は、症状を感じた時に内科や耳鼻科で検査を受けることをオススメします。
耳鳴り、めまい、ふらつきを感じる場合は病気の可能性があるので、病院での検査を行って、早期発見・早期治療に努めていきましょう。
早い段階で見つけることができた場合は病気を完治することも可能です。
まとめ
いかがでしょうか?
耳鳴り、めまい、ふらつきの症状を引き起こす病気は様々です。
しんどくないから大丈夫ではありません。病気の場合は進行していくので早めに病院へ行って検査をしましょう。
あなたのお役に立てれば幸いです。
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