不眠症による治療法とは?

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みなさんはしっかり寝れていますでしょうか?最近当院には夜眠れず不眠症で悩まれている方が多数来院されます。不眠症の一般的な治療法としては心療内科や神経科、神経内科や精神科に行かれることが多いかと思います。

今回お話ししていくのは不眠症の治療法とは一体どんなことをしていくのか説明していこうと思います。

まず最初に不眠症には色々なタイプがあるのでまずはどんな不眠症のタイプがあるのか、また不眠症の治療法を一緒に勉強していきましょう。

 

 

不眠症4つのタイプ

入眠困難タイプ

不眠症の1つに入眠困難タイプがあります。この不眠症のタイプは布団に入ってからもなかなか寝付けない状態。寝るのに1時間~2時間くらいかかる不眠症のタイプです。

中途覚醒タイプ

2つ目の不眠症は眠りについたあとも夜中に何度も起きてしまう中途覚醒してしまう不眠症タイプです。

早朝覚醒タイプ

3つ目の不眠症のタイプは早朝覚醒タイプの不眠症です。起きようと思った時間より約2時間前には起きてしまう不眠症のタイプです。

熟眠障害タイプ

4つめの不眠症のタイプは熟眠障害タイプの不眠症です。睡眠の質が悪く、長く寝ても疲れがとれない不眠症のタイプです。

主に不眠症はこれら4つに分けられ、2つ同時にかさなり不眠症になることもあります。あなたはどの不眠症のタイプでしたか?

 

次に不眠症治療法とは一体どうやっていくのか知らない方も多いと思いますので説明いたしますね。

まず、不眠症の治療法は薬物治療法か逆に薬を使わない非薬物治療法の2つに分けられます。わかりやすく説明するために順を追って非薬物治療法で行われる主な不眠症の治療法からお伝えしていきますね。

非薬物治療法

不眠症による非薬物治療法であげられるのが規則ただしい生活の習慣を行い、睡眠習慣の改善を目的として不眠症を改善していきます。
1運動による不眠症の治療法
適度な運動をすることで寝つきがよくなり深い睡眠がとれるようになっていく治療法。
2食事による不眠症の治療法
バランスのとれた食事をし、体内の環境を整えて不眠症を改善していく治療法。
3就寝前の水分を避ける治療法。
就寝前に水分摂取することで尿意を引き起こし就寝後にトイレが近くなるためさけていく治療法。
4カフェインを含むものを避ける治療法
コーヒーやお茶などカフェインを含むものは利尿作用を引き起こすだけでなく、目を覚ます成分のため睡眠の妨げになりやすいためさけていく治療法になります。
5飲酒をさける治療法
コルチゾールなどストレスホルモンの分泌やアルコールもまた尿意をもたらしたり眠りが浅くなり不眠症の原因になるためさけていく治療法。
6喫煙をさける治療法
神経を過敏に刺激する作用がニコチンには含まれている。ため喫煙をさける治療法です
7起床時間を一定にする治療法
体内時計を一定にし、起床時約14~16時間後睡眠を促すメラトニンのホルモンがでやすい状態にする治療法です。
次にこれらを試してもなかなか改善がみられない場合に薬物治療法になっていきます。

薬物治療法

1GABA受容体作動薬(マイスリーやルネスタ、ハルシオンなどベンゾジアゼビン系)
興奮状態を抑え、神経伝達物質を促し、脳の興奮状態をおさえていく治療法。不安を抑える作用もある。
2メラトニン受容体作動薬(ロゼレムのラメルテオン)起床時から約14~16時間後に脳内分泌され抑制を促す治療法。眠気を感じるようになります
3オレキシン受容体拮抗薬(ベルソムラのスボレキサント)
オレキシン受容体への結合を阻害し、脳の覚醒状態から睡眠状態に移行させていく治療法。
もちろん薬による副作用もでてきます。例えば薬が聞きすぎて朝の眠気が長くなり、中々起きれなかったり、筋肉を弛緩する作用のものもあり、起き上がろうとしても力が入らなかったり、記憶障害や薬なので依存性もあり、服用しなければ落ち着かなくなる人もいます。
なのであくまで薬は減らしていけるようにしていきまょう。

まとめ

まとめると不眠症は日々の生活習慣がとても大事で、規則正しい生活ができるようにしていきます。それに近づけていけるよう治療法として薬を使い、回復が見込まれてきたら医師と相談しながら少しずつ薬を減らし治療していきましょう。

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