最近息苦しさを感じる。深い呼吸を意識しても呼吸は浅くぜえぜえと息切れが、病気かもと思いネットで調べるとパニック障害からくる過呼吸の疑いが・・・。
パニック障害の「パニック」は、日常でありふれたパニックのレベルではありません。「このまま死んでしまうのではないか」というほどの恐怖に襲われます。
パニック障害は、こうした突然に激しい恐怖と不安に襲われるパニック発作を特徴とする病気です。パニック障害による発作が繰り返し起こることで、日常生活に大きな影響を及ぼします。
ではそもそもパニック障害とはどういったものなのか次にお伝えしていきます。
パニック障害とは?
パニック障害とは、突然動悸や息切れ、過呼吸や強い不安感がでてきます。
そしてパニックによる発作が繰り返されると、もしかするとまた発作がでるのではと予期不安がでたり、広場恐怖を感じるようになり電車に乗れないや、人込みが辛く感じるようになります。
そのままひどくなるとうつ病などにもなることがあります。次にこういった症状があるとパニック障害の疑いがあるので自分自身と照らし合わせてチェックしてみましょう。
- 死んでしまうのではないかという恐怖感に襲われる。
- 脈が速く心臓がどきどきしてしまう。
- 息が切れて息苦しく感じる。
- 呼吸を吸っても吸えず窒息しそうな気がする。
- 身体が震えて身震いが起こる。
- 胸に痛みを感じ不快感がある。
- 吐き気を催し、おなかに違和感がある。
- 汗が異常に出てしまう。
- めまいやふらつき、意識が持っていかれる気がする。
- 身体が火照ったり逆に冷感を感じる
- 身体がうずく感じがあり麻痺した感覚もある。
- 現実逃避のように自分自身から離れる感覚がある。
- 自分自身のコントロールができなくて怖い
あなたはいくつあてはまったでしょうか?3つあてはまるとパニック障害の恐れがあります。
次に過呼吸とはいったい何なのか説明していきますね。
過呼吸とは?
過呼吸は過換気症候群と言って、急に息が苦しくなり、動悸や息切れ、頻脈、めまい、手足のしびれが出ます。場合によってはけいれんや意識消失などの発作も出る事があります。
ストレスや不安も関係していて発症のメカニズムは、不安や恐怖、疼痛などが引き金となって、過剰な換気状態になります。それが続くと血液の中の二酸化炭素が多く排出されます。二酸化炭素が多く排出されると、血液内のpHがアルカリ性に傾き呼吸性アルカローシスになります。この状態になると過呼吸になります。
では、次にパニック障害と過呼吸の関係性をお伝えしていきます。
パニック障害と過呼吸の関係性
パニック障害による過呼吸の発作の最中は、実は呼吸が短く浅くなりやすくなります。
呼吸回数が必要以上に多い状態になると上で説明したように血液の中の二酸化炭素が多く排出されます。すると呼吸中枢が抑えられてしまい呼吸ができない、息が吸えないなどといった不安感が現れパニック障害による過呼吸になります。
ではこういったパニック障害による過呼吸が起こった場合どうすればいいのか次にお伝えしていきますね。
パニック障害による過呼吸が起こった場合
パニック障害からくる過呼吸が起こった場合の改善策としては呼吸が大事です。
発作が起きたときは焦らずに腹式呼吸を繰り返してください。ただ発作がでると息をうまく吸えず焦ってしまうためまずは落ち着くことが大事です。
呼吸のやり方としては、呼吸は吐かないと吸えない為いったん息を止めてゆっくり息を吐いていきます。吐ききったら自然に呼吸が入ってくるので吸います。それを繰り返し行うようにしてください。すると息がととのい呼吸がしやすくなってきます。
まとめ
パニック障害による過呼吸の症状について書いてきましたが、発作が起こると焦ってしまうのですが、落ち着いて呼吸すれば自分でととのうことができます。
焦らず改善方法をためしてみてくださいね。
このブログが少しでもお役に立てるとうれしいです。
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