「薬の副作用はあるの?」
「副作用はどんな症状になるの?」
あなたはこのように思われたことはありませんか?
今回はパニック障害でお悩みの方に向けて書いています。パニック障害になった場合、薬をのむと副作用はあるのか?どんな症状になるのか?について説明していきます。
お薬の服用や注意点についても書いているので是非参考にしてみてください。
パニック障害とは?
パニック障害は、病気はないのに突然理由もなく、動悸や発汗、呼吸困難感や手足の震えなどの発作の症状を引き起こすため、外出することが極端に制限されてしまいます。
パニック障害の方は、お薬を飲んで対処されている場合が多いです。しかし、お薬も効果がある以外に副作用を感じる場合があります。
パニック障害の好発年齢は20~30歳代で女性に多いとされています。
パニック発作の症状は数十分ほどで落ち着くことが多いですが、1回パニックの状態になると、またパニックを起こすのではないか、という不安に襲われてしまいます。
パニック障害の症状は、自分でコントロールできないのが特徴になり、うつ症状を引き起こす場合があります。
パニック障害のお薬
パニック障害には次の2種類の薬を主に服用します。
- 抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)
パニック障害になると、脳の誤作動により突然理由もなく、動悸や発汗、呼吸困難感や手足の震えなどの発作の症状を引き起こします。
脳の誤作動をなくすことで発作を抑えることが抗不安薬の主な作用になります。
- 抗うつ薬(SSRI)
抗うつ薬は、不安や気分、イライラなどの調整を行う働きがあり、パニック発作に対する不安やイライラに対する気持ちが小さくなっていきます。
パニック障害の方は、パニック発作が起きない状態でも、パニック発作に対する不安や恐怖感が残り、人ごみの中や電車に乗ることができないといった日常生活への支障が長く続く場合があります。
抗うつ薬は、効果が出てくるまで3~6週間ほどかかります。
どんな副作用があるの?
先程、ご紹介したお薬の副作用について説明していきます。
- 抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)
抗不安薬の副作用には、集中することが難しい状態になってしまったり、眠気やだるさを感じる場合があります。
このような症状が出た場合はお薬の飲む量が多いケースが多いので、医師と相談して薬の量を徐々に減量すると良いでしょう。
そして、抗不安薬を長い期間にわたって服用を続けると、薬の効果が弱くなってしまいます。そのため、抗不安薬はなるべく短い期間にすべきとされています。
- 抗うつ薬(SSRI)
抗うつ薬の副作用としては、飲み始めの1週間以内くらいに、吐き気や下痢といった症状が出る場合があります。
飲み始めて1週間以上たってくると、症状はほとんど消失することが多いです。それ以外にも、抗うつ薬の副作用によって、不安やイライラが強くなり、怒りっぽくなったりする傾向があるので、医師と相談して薬の量を決めていきましょう。
お薬の注意点
お薬の服用注意点をお伝えしていきますね。
- 抗うつ薬は、効果が出るまでに3~6週間かかる
- 服用をやめると症状が戻ってしまう場合がある
- 発作が治ったからといって、自己判断で服用をやめない
薬の成分などによって注意点が違いますが、薬によって年齢が決まっているので必ず確認しましょう。
また、お薬を多く飲めば効く事ではありません。服用する量が決まっているので薬の種類によってきちんと守りましょう。
そして、薬を服用するときは、必ず水かぬるま湯で飲みましょう。水以外で薬を飲んだ場合、成分が変化して効果がなくなったり、副作用が引き起こされることもあります。
医師の説明をきちんときいて注意事項を守ってくださいね。
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