「耳鳴り、めまい、吐き気を感じる…」
「色んな症状が…これは何の病気??」
あなたはこのように思われたことはありませんか?
耳鳴り、めまい、吐き気で悩んでいる人はたくさんいます。
病気は一つではなく、いくつかの病気が考えられます。
耳鳴り、めまい、吐き気を感じていて、何の原因かはっきりしないと不安になりますよね。
これらの症状を引き起こす病気はいくつかあるので、ご紹介していきます。
耳鳴り・めまい・吐き気を感じる病気
耳鳴り・めまい・吐き気を感じる病気についてご紹介していきます。
耳鳴り、めまい、吐き気の症状がある病気は様々あるのであなた自身のお身体と照らし合わせて知っていきましょう。
パニック障害
パニック障害は不安障害の中の一つになります。突然理由もなく、激しい不安や動悸、めまいや吐き気などの発作に襲われます。
このような発作に一度なってしまうと、また次も同じようなパニックを起こすのではないか、という不安や恐怖に襲われてしまいます。
パニック障害の症状の場合、自分でパニックの症状をコントロールできないのが特徴になります。また、パニック障害は、うつ症状を引き起こすこともあります。
パニック発作の特徴は、突然急に動悸や発汗、耳鳴り、めまい、ふらつき、吐き気などの症状を引きおこします。
お仕事で電車に乗って通勤されている方は通勤中ですごく苦労される方が多いです。
発作が強くなると、死ぬのではないかと強い不安や恐怖を感じる人は少なくありません。
良性発作性頭位めまい症
めまいが起きる人の中で最も多い病気の良性発作性頭位めまい症。
自分自身は立ち止まっているのにも関わらず、急に自分の周りがグルグル回っているような感覚のめまいを回転性めまいと言います。
この感覚は、その場でグルグルと回ってから急に止まると周りのものが回転しているように感じます。その感覚とよく似ています。
平衡感覚で重要な耳にある三半規管が乱れているケースが多く、嘔吐をともないます。
乱れる理由としては、耳の奥には耳石という平衡感覚を保つための組織と三半規管があり、耳石がはがれ落ちて、三半規管の中に入ってしまうと耳石が神経に触れ、回転しているように感じさせてしまいます。
症状は耳鳴り、めまい、吐き気などを引き起こしやすくなります。
自律神経失調症
人間の身体には自律神経という神経があり、交感神経(興奮、
そのバランスが崩れてしまうことで、体調に異変が生じ、めまい・吐き気・耳鳴りが発症します。
自律神経が乱れる原因はストレスが一番です。
自分のキャパシティーを超えるほどの仕事を任されたり、苦手な人との付き合いなどでストレスは蓄積されていきます。
体でストレスが抑えきれなくなった時に、自律神経失調症を引き起こし、耳鳴り、めまい、吐き気などになる場合があります。
メニエール病
メニエール病とは、突然激しいめまいが起こり、耳鳴りや難聴などの症状を伴う疾患です。
人間は耳の奥にある三半規管という所で平衡感覚を調整しています。
この三半規管の中にはリンパ液が入っていて、リンパ液の傾きや動き方を体が察知することで、体のバランスを修正したり整えたりしているのです。
内耳を満たしているリンパ液が過剰に増えると内リンパ水腫になり、これによってメニエール病が起こると考えられています。
ではこのメニエール病はどんな症状が出るのでしょうか?
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- 肩こり
メニエール病の初期症状は、多くの場合はめまいから起こるのではなく、耳の閉塞感や難聴、耳鳴りなどの聴覚症状から始まります。吐き気を伴う場合もあります。
顎関節症
顎関節症は、顎関節やあごを動かしているときの痛み、顎関節に音がする、口を開けたり閉じたりの運動に異常のある障害をまとめた病名になります。
顎関節症の症状が音だけである場合、肩や首を回して、動かしたりすることで音が出ているのと同じ状況をいいます。普段そのような音が鳴った場合、音を気にして病院へ受診する人は少ないと思います。
しかし、顎関節の場合は耳のすぐ隣にあるので「音が気になる」という人がたくさんおられます。顎関節症の症状が出ていたとしても、あごの痛みや口の開けにくさが一時的な場合や音が鳴るだけで他の症状がないのであれば治療の必要はないかもしれません。
顎関節症は、軽症なら自然に治ることもありますが、放置しておくと症状が重くなり、頭痛、吐き気、めまい、耳鳴り、肩こり、口が開けられずに食事が摂れなくなったりすることがあるので注意が必要です。
まとめ
耳鳴り・めまい・吐き気がする病気についてご紹介しました。
なぜ、このような症状を感じるのか?不安になりますよね。
症状が初期の場合は症状も回復しやすいですが、症状が進行していき慢性的になってしまうとさらに悪化してしまいます。
自分の症状がどんな病気なのかを知っておくことで不安は軽くなると思います。
少しでも、お身体の参考になれば幸いです。
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