なぜ、腰痛を放置してはいけないのか?

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また、放置して腰が痛くなってきた。実は10年以上前から続いているが放置している。ずーっと痛いわけではなくて放置しても全く痛くない日もあるし、1日中痛い日もあったりする。

放置して我慢できない位痛い時に、整骨院で電気を当ててもらって楽になったこともあるけど、忙しいのであまり自分のことに時間を取れなくて放置している。。

放置して原因は出産?育児?自分で思い当たるのはその位しかないけど、本当の所は分からないから放置している。

放置して長い間こんな状態で腰痛を放置してるけど、大丈夫かなあ?

放っておくことで悪化します。

腰の痛みは大抵の方が経験があると思いますが、いくつかのパターンがあります。

例えばお子様の運動会で張り切り過ぎた!などの一時的な腰痛は放置しても痛みは2.3日で、治まっていと思います。

痛みがずーっと続いていて原因が分からないから放置しているという方もいます。自分の体質だと思って割り切って放置している方もいれば、我慢できるけどやっぱり治したい!という方も。

あまりにも痛みのある期間が長く放置しすぎて、痛みのあることが当たり前になって放置してしまっている方も中にはいます。

放置しても気を付けて頂きたいのは、長く続いている痛みは間違いなく放置していると悪化していく、ということです。痛みが治まっていることで、治ったかな?と思われ放置しているかもしれませんが、放置を繰り返しているということは、さらに症状が進んでいる可能性がとても高いです。

腰の構造はこうなっています。

腰椎(腰の骨)は全部で5個あります。脊柱の中でも大きくて、固い骨になります。これと合わせて「大腰筋」が中心となって、姿勢を支えています。

放置して腰に痛みがある時は、この腰椎、骨盤、筋肉のいずれかに異常があると考えるのが一般的です。

ただ、放置してずっと痛みが続いているのであれば、もう少し掘り下げて「放置せず異常が出てしまっている原因は何か?」まで考えていかないと、放置していてもいつまでも痛みは改善出来ません

放置して痛みを出してしまう原因について、説明していきますね。

原因が分からないと、改善は難しい。

内臓の機能低下

 腰痛を放置し内臓は疲れることにより、身体に様々な症状を出してきます。自分がしんどい事をサインとして送って放置しないでと言っているんですね。
放置して食べ過ぎやストレスなどで、胃腸が疲れるとお肌が荒れたり、口の端が切れたりしたことはありませんか?こういった繋がりが、身体の中には沢山あります。
例えば、腎臓の機能が下がると朝起きた時に腰が痛くなり、小腸の不調があると座って立ち上がる時に腰が伸びないなどです。
内臓の疲労が原因の場合、その疲労をフォローしようとして他の内臓が頑張ってしまい、その内臓も疲労していく・・・という悪循環が出来てしまいます。
そういった悪循環を放置して「腰も痛いけど、肩もこる。なんだか疲れやすくなってきたなあ。」なんて自覚症状が出てきたら、要注意です。

そして骨盤が歪んでしまう

「骨盤の歪み」「骨盤矯正」など、よく聞くようになりましたね。治療院などに行った時、「歪んでますね~」と言われたこともあるのではないでしょうか?

上で紹介したような内臓の疲労が大きくなってしまうと、内臓は重くなります。そして内臓を受け止めている骨盤にも負担がかかってきます。骨盤は内臓をだんだんと支えきれなくなり、楽になれるように自分の姿勢を変えていきます。ここで歪みが出てくるんですね。

骨盤がゆがむことで背骨の位置が変わってきてしまいます。そして背骨が体重を支えづらくなり、身体も動きづらくなります。背骨を上手く使えなくなり、筋肉でむりやり身体を動かすことになります。
当然ながら、筋肉にだんだんと負担がかかり、筋肉の疲労が大きくなります。放置してこの状態が進むと骨盤のまわりの筋肉も疲労してしまい、さらに骨盤がゆがむという悪循環が放置するとここでも起こります。

 

 

身体の循環の悪さ

腰以外でも、骨の動く範囲はそれぞれに決まっています。内臓が疲労してくると身体の循環が悪くなってしまいます。放置すると、この範囲がだんだんと無くなってきます。

ずっと腰の痛みが続いている方は、腰~脊柱の動きが悪くなっている事が多いです。動きが悪くなることで、血の流れが悪くなり、痛みが回復しづらくなるという流れが出来てしまいます。

循環が悪いということは、酸素や栄養も行き渡りにくくなりますし身体から出したい老廃物も出て行かなくなります。

どんなに食事や運動に気を付けていても、放置して循環が悪いままだと改善は難しいですよね。

早めに改善しましょう。

原因は、上に挙げた以外にも考えられますが共通していることがあります。腰が痛いからといって、腰だけが悪くなっていることはほとんどない、ということです。

身体全体の不調が放置してたまたま、腰に出ていると考えたほうがいいですね。今までなんとかなってたから放置して、まだ我慢できると思わずに早めに改善されることをおススメします。

今すぐできること

最後に、腰の痛みを改善するために今すぐできることを挙げておきます。

温める

長い間続いている痛みだと、血流が悪くなっている可能性が高いです。痛いからといって冷やすより、温めた方が効果があります。

 

お水、または白湯を飲

循環が悪くなっていることで、身体の中に不必要なもの(老廃物)が溜まっています。お水や白湯を飲む事で、尿としてどんどん外に出してあげましょう。

 

しっかり寝る事

身体の機能を回復できるのは、睡眠時間以外にありません。痛みのあることで、身体は常に疲れています。少しでも寝る時間を増やして体力を回復しましょう。

放置して腰の痛みと関係なく思われることでも、土台を整えておくことは大切です。できることから、少しずつ放置せず始めていきましょう。

\この記事は私が書きました/

院長 西脇 真由樹(にしわき まゆき)

院長 西脇 真由樹(にしわき まゆき)

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