腰痛を改善するためには?

「日常生活で腰痛を感じる」

「腰の痛みがなかなかとれない」

「どうしたら腰の痛みがとれるの」

あなたはこのように思ったことはありませんか?

今回、あなたの腰痛がどのような要因で腰に痛みが出てしまっているのか、その腰痛の改善の方法をいくつかご紹介していきます。「腰痛」が改善されれば良いということだけでなく、なぜ腰痛になっているのかの要因を知ることで今後の腰痛予防にもなりますので是非参考にしてみてくださいね。

なぜ腰痛になるの?

腰痛の原因ははっきりと証明されていません。

原因のわからない多くの場合は、体を支える筋肉が弱くなり、腰に負担がかかることによって腰痛になります。

腰痛を改善しなければ、腰痛の繰り返しの生活になってしまいます。

また、長時間の運転、デスクワーク、立ち姿勢が続くき、お腹の腹腔圧力が弱くなると、腰椎(ようつい)を支えることができず、腰に負担がかかり腰痛を引き起こします。

体を支える筋肉が弱くなる原因としては、運動不足・加齢・肥満などがあげられます。体の筋肉が弱くなる以外にも、身体的・精神的ストレスなどが原因となっている場合も非常に多いです。

腰痛は、筋肉に負担がかかり、筋肉が硬くなることで腰周囲の神経を圧迫して痛みが起こります。

重いものを持ったときや、急に体を動かした時に腰の筋肉に負担がかかって腰痛になることもありますが、ほとんどの腰痛場合は日常生活の中で負担が積み重なったことで腰痛が引き起こされてきます。

腰に痛みが出た原因の検査をせずに、マッサージや針などを繰り返して対処してもその場だけ楽に感じ、根本的に改善しません。

一体、どんな要因が腰を引き起こしてしまうのでしょうか?

 

腰痛の主な要因

姿勢の歪み

腰痛でお困りの方の多くが悪い姿勢になっています。一度腰の痛みが、楽になっても姿勢が悪いとまたすぐに腰が痛くなってきてしまいます。

良い姿勢は意識して良くしようとするのではなく、無意識に正しい姿勢がつくれる体がベストです。

日常生活の中で、無意識で正しい姿勢がとれて、腰に負担の無い状態」が理想の状態となってきます。

姿勢は悪くないですか?(頭が前に出て背中が丸くなり猫背姿勢)

座っている時、脚を組んでいないですか?(脚を組むことにより骨格が歪む)

荷物を片側の肩ばかりにかけていませんか?(左右の体のバランスが悪くなる)

 

あなたはどうでしたか?これらが日常の生活で無意識の時になるのが非常に多いです。

腰痛にならないためには予防が大事になってきます。これらを日常生活で意識できてくると体への負担が減ってきます。いきなりすべての事を改善するのは難しいので、一つずつ改善していきましょうね。

身体的・精神的ストレス

頭イタ

とても辛い腰痛で悩んでいるのに、病院などで検査をしてもどこにも異常がないと言われる場合があります。この場合は、身体的・精神的ストレスが要因になっているケースが多いです。

ストレスがたまった状態で発散できずにいると、自律神経に異常がおこります。自律神経が乱れてしまうと、血液の循環が悪くなり、筋肉が硬くなっていきます。

こうしたことの原因が、慢性的な腰痛を起こしています。

現代では、ストレスや鬱、不安なことからの心の問題から腰痛が起こることも多くなりました。このような原因で腰痛になることを、心因性腰痛症と呼びます。

心因性腰痛症は、ストレスによって自律神経が影響を受け、交感神経(主に集中している状態)と副交感神経(主にリラックス状態)のバランスがくずれることで血行が悪くなり、筋肉が硬くなることで起こるとされています。生活リズムが狂っている方はリズムを整え、ストレスが発散できる趣味などを持つといいでしょう。

痛みをコントロールするのはドーパミンシステムです。これは、痛いはずの状況にあっても、その痛みを抑えるドーパミンという脳内にある物質が分泌されて、感じるはずの痛みを軽減させながら体を守る、生まれ持って脳にある機能です。
 しかし、日常的にストレスを受けていると、脳内にある物質のバランスが崩れて、このシステムが働かなくなります。

その状態になると、ドーパミンの分泌が減ると痛みが抑えられなくなり、ますます痛く感じます。その痛みがストレスの原因となってドーパミンの分泌がさらに少なくなり痛みが慢性化するという悪循環になります。

内臓疲労

胃腸が弱くなると、その周辺の筋肉も弱くなり、それが原因で硬くなるため、血流の悪化により腰痛になるといわれています。

胃や肝臓、脾臓の炎症性の疾患、尿路結石、腹部大動脈瘤、子宮内膜症など、内臓の様々な疾患によって、腰痛が起こることがあります。全く動いていなくても腰が痛かったり、血尿や腹痛の症状がある場合は、内臓疾患から腰痛になります。

まず内臓が疲労などにより弱ってしまうことによって内臓が固くなってしまいます。

 腰の筋肉が圧迫されることにより血流が悪くなり、それが原因で腰痛を発症してしまうという事になるのです。

暴飲暴食やストレスなどが原因でなる胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、自分自身の消化液によって胃や十二指腸が自己消化を起こして損傷します。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍の症状としては胃痛や胸焼け、吐血などがおこります。

これがさらにわるくなってくると炎症が広がり、腰痛につながります。

腰痛の改善方法

腰痛を改善するためには、姿勢の改善、血行の改善、生活の改善、運動不足の改善、ストレスの改善の5つの改善ポイントがあります。一つずつご紹介していきます。

正しい姿勢

腰痛の改善には姿勢が重要です。

腰痛は、長時間のデスクワークや運転などの方に多いので正しく座ることを意識すると、改善の方向にいきます。

腰痛の改善のポイントは、頭の位置が両肩を結ぶ中心線より前に倒れないように注意することです。

イスに座るときは、背中が丸まらないように、アゴを引いた状態を意識しましょう。

ポイントとしては、頭が天井から糸で引っ張られているようなイメージで座る感覚です。

パソコン作業時にキーボードの位置が体から遠すぎてしまうと肩が内側へ巻いてしまうので、キーボードの位置は遠すぎないようにしましょう。

また、パソコンの画面と目の距離が近くなってしまうとモニター画面からの強い光によって眼精疲労になることがあるので近すぎないように気をつけましょう。

姿勢の改善は1日で出来ません。今までの悪い姿勢の癖があります。少しずつでも大丈夫なので改善していきましょう。

 

温める

腰痛の改善には温める事が重要です。

腰痛の方は、血行不良等が起こりますので毎日の入浴がオススメです。

お風呂に浸かることで気分も落ち着き、免疫機能を高めます。38~40℃のぬるま湯で10分の入浴が腰痛の改善ポイントです。

適度に汗もかくのでお風呂に入る前と後でコップ一杯の水を飲むようにしましょう。お風呂の中で腰の筋肉をゆっくり伸ばしてあげることで血行促進につながり、改善の効果が期待できます。

お風呂での温めの改善は1日だけでは効果が感じにくいです。毎日の継続で改善していきましょう。

正しい生活サイクル

腰痛の改善には生活のリズムが重要です。良い生活リズムを身体が覚えていくと腰痛の改善につながります。

腰痛がお悩みの人にみられるのが、生活のリズムが悪く、ストレスや不眠などで悩んでいる人です。睡眠時間が短い日によく腰痛は起こります。

筋肉や神経の回復には睡眠が改善の1番効果的とされています。

腰痛でお悩みの方の多くが、十分な睡眠がとれていません。睡眠時間が少ないと体の緊張や疲れが取れにくいため腰の痛みがひどくなるという悪循環になります。

冷えは血液の流れを悪くして、筋肉が硬くなる要因になります。その結果、腰の痛みがより感じるようになり、改善することが難しくなります。

生活リズム改善は1日だけ早寝早起きをしても効果が感じにくいです。毎日の正しいリズムが改善につながってきます。

運動とストレッチ

腰痛の改善には適度な運動やストレッチが重要です。適度な運動やストレッチを定期的に行うことで腰痛の改善につながります。

適度な運動やストレッチをすることで筋肉の疲れが解消し、血行がよくなるので、腰痛の改善効果が期待できます。

ストレッチには筋肉をやわらかくする効果があり、効果的な運動をすることで基礎代謝が上がり、身体の熱を産生し血行が促進され腰痛の改善につながってきます。

特に、ラジオ体操や開脚などを筋肉がやわらかくなったお風呂上りにすると良いでしょう。

それによって、血行が促進されると身体に溜まった老廃物も排出しやすくなります。

体が冷えた状態では筋肉は硬くなっている状態なので、体が温まった状態のほうが筋肉は柔らかいため入浴後などに行うと、より改善の効果が期待できます。

運動・ストレッチを行うにあたっての注意点としては、しっかりと体が温まった状態でおこなうこと、体が冷えた状態では筋肉が硬く、温まった状態のほうが筋肉は柔らかいです。そのため入浴後などに行うと改善の効果が期待できます。

また、無理に筋肉をのばそうとすると体を痛めることがあります。無理をせず、1つの動作は30秒程度を続けて行いましょう。

ストレッチの時は呼吸は止めず、自然な呼吸をして、気持ちはリラックスすることを心がけましょう

ストレスをためない

ストレスや寝不足による体調不良も痛みやしびれに対する感受性を高めます。

気持ちが落ち込むような抑うつ状態になると、痛みやしびれが悪化することが多いともいわれています。生活のリズムを整え、気持ちを明るく持つように心がけることが大切です。

ストレスは趣味などで解消して、ため込まないことが重要。十分な睡眠をとることや好きな音楽や、趣味、美味しい食事をして五感を楽しむこと。日常で嫌なことはため込まず愚痴を吐きストレスを発散することで腰痛の改善になります。

ストレスや寝不足による体調不良も痛みやしびれに対する感受性を高めます。

気持ちが落ち込むような抑うつ状態になると、痛みやしびれが悪化することが多いともいわれています。

生活のリズムを整え、気持ちを明るく持つように心がけることが大切です。

ストレスは趣味などで解消して、ため込まないことが改善への近道です。

まとめ

いかかでしたか?

腰痛の改善方法をいくつかご紹介しましたが、改善方法だけでなく、腰痛にならないための予防が必要です。

腰痛を引き起こす要因はたくさんあり必ずしも1つではありません。自身の身体と向き合い、腰痛の予防につとめていきましょう。

人それぞれ生活の中に腰痛につながる原因が潜んでいます。腰が痛いからといって腰だけが原因ではないことに気付いていただけたでしょうか。

改善の方法も1回や2回行って良くなるものでもありません。きちんと継続していくことによって身体にも変化がでてきます。まずは、一つずつ生活の中で取り入れていきましょう。

あなたが変わることによって体も変わってきます。

当院では骨格、姿勢、筋肉はもちろん自律神経や内臓の整体を行っています。

もし、お体での悩みご相談あればお気軽にお問い合わせください。

あなたのお役に立てるとおもいます。

\この記事は私が書きました/

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

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