腰の左側が痛い という方は、少なくないのではないでしょうか?
左側に腰痛がある。寝起きに左側の腰が痛い。なんで左側の腰だけ痛いんだろう?そんなこと思われたことないですか?
いつも腰の左側に痛みがあると、日常生活にも支障が出るとおもいます。ご自身で左側の腰をマッサージしたり、さすったりしてもなかなか痛みが取れない方が多いです。
病院や整形外科に行っても左側の腰痛の原因がわからない。
もしかするとその左側の腰痛は、内臓の一つ腎臓からきているかもしれません。
腎臓?と思われたかもしれませんが、実は腎臓の機能が落ちることにより左側の腰痛になることがあるのです。今回は左側の腰痛の原因になる腎臓について説明していきますね。まず最初に腎臓とはいったいどんな働きがあるのか説明していきます。
腎臓の働き
腎臓と一言で聞くと何している所かわからない、なんとなく尿と関係している所?と思う方がほとんどだと思います。
腎臓の機能低下によって左側に腰痛が起こることがあります。
腎臓の機能とは、尿の役割はもちろん、老廃物を出すうえでとても大事なのですが、腎臓には他にも大事な役割がいくつもあります。
たとえば、身体の中の水分や電解質(ナトリウムやリンなど)の調節、血圧の調節、造血ホルモンの分泌、骨の生成を助ける役割(骨を作るうえで必要なビタミンDを活性型ビタミンDзに変える働き)などです。
聞いた感じ難しく感じると思いますが、分かりやすく言うと、腎臓は尿だけではなく、水分や血液やホルモンなど、身体全身を調節する大事な役割をしているのです。
腎臓の大切さは分かっていただけたと思いますが、次に左側の腰痛と腎臓がどう結びついているのか説明していきますね。
左側の腰痛と腎臓の結びつき
左側の腰痛と腎臓の関係についてご紹介しています。
まず腎臓は左側と右側の腰の位置に2つあり、そら豆形で、拳ほどの大きさがあります。腎臓は働き者で大切な臓器と言うのは上で説明しましたが、その分逆を返せば、機能低下してしまうとあらゆる症状を引き起こします。
その一つが左側の腰痛なのです。腎臓は機能が落ちると元ある正しい位置から動きます。たとえば足の方に下がったり、背中方向に下がったりします。
胃下垂とか聞いたことないですか?実は腎臓にも同じようなことが起こり、下垂したり、周りの筋肉や内臓などを圧迫し左側の腰に痛みのサインを出すのです。
左側の腰の痛みは腎臓からの助けを求めるサインなのです。では次に、実際どうすれば腎臓の機能を良くしていけるのか説明します。
腰が痛い!と左側の腰をおさえている人は腎臓の機能低下の可能性があります。
腎臓の機能を良くするには
腎臓は水分の調節をしているため、お水がとても重要です。運動量や身体の大きさで水分量は変わりますが、平均的に一日あたりに消費される水分量は1.5ℓとされています。みなさん1.5ℓのお水毎日飲めているでしょうか?
次に食べ物です。ジャンクフードや塩分やカリウムを避けましょう。魚介類・海藻類、豆類など良質なタンパク質がおススメです。ビタミンやタンパク質、ミネラルを含む、しじみはとてもバランスが良く腎臓の改善に良いと言われています。
次に生活の中に是非取り入れて欲しい腎臓の疲れをチェックする方法があるので紹介しますね。
腎臓の疲れチェック
尿の色です。尿の色は健康のバロメーターなので、色合いで健康かどうか分かります。
正常な尿の場合透明に近い色で、濃くなっていると水分が足りていないのでお水を飲みましょう。あまりに濃い場合は脱水症状の可能性があるため注意が必要です。
その他、赤色や黒色、青色や緑色などの尿が出た場合はすぐにお近くの病院に受診しましょう。膀胱炎や尿道炎など様々な病気につながっている可能性があります。
このように尿は様々なサインをだしていますので、毎日チェックする習慣をつけ、身体からのサインに気付いてあげましょう。
腎臓以外の内臓の可能性も!?
左側の腰痛でお悩みの方の中には、先ほどお話しした腎臓以外の可能性もあるので覚えておきましょう。
左側の腰の痛みの場合、内臓の機能低下による腰痛であるケースが多いです。
腰の左側には、様々な臓器が関係しています。腎臓以外の臓器は、胃、膵臓、脾臓などです。
胃などの内臓の負担が原因している場合は、「食べ過ぎ」や日常生活などでの「ストレス」などといった原因が考えられます。
左側の腰痛は体からのサインになるので、左側の腰痛を感じる方は「もしかすると?」と思っておきましょう。
病気の可能性も⁉
左側の腰が痛む場合に考えられる内臓疾患は、腎臓疾患、尿路結石、膵炎などがあります。
- 腎臓疾患
- 尿路結石
- 膵炎
・この左側の痛みが腰痛と勘違いしやすいこのように、左側の腰痛には身体からのSOSでもあります。
まとめ
今回、左側の腰痛について書いてきましたが、人の身体は絶えず働いています。左側の腰痛は内臓が関係していることがありますが、内臓に問題がないケースもあります。
右側の腰痛だから大丈夫!ということでもありません。左側の腰痛も右側の腰痛もからのSOSです。
ときには休息をとったり、メンテナンスしたり、自分自身の身体と向き合う時間を作るようにしましょう。
\この記事は私が書きました/
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