腰痛になったら病院へ行くべき?

「腰痛がなかなか治らない」

「腰の痛みが強くなってきた」

「腰痛は病院で何科に行ったらいいの?」

あなたには、こんな悩みがありませんか?

実は、あなただけでなく腰痛で悩んでいる方はたくさんおられます。

ただの腰痛だと思ってはいけません。安静にしていても症状がよくならないことがあります。その場合、すみやかに病院へ行かなければ腰痛の症状が悪くなったり、腰痛以外の症状を引き起こすことがあります。

腰痛になった時は何科の病院に行くべきなのか、そして 腰痛の予防方法についてお伝えしていきますね。

腰痛

整形外科で診てもらおう

腰痛になったとき、病院の何科に受診すればいいでしょうか。病院と聞くと初めに思い浮かぶのは整形外科だと多くの方がイメージすることとおもいます。しかし、病院の件数も年々増え続けいるので、どこの病院へ行ったらいいのか悩む方もおられると思います。

腰痛の場合、病院のおすすめは整形外科です。整形外科では、腰痛が最も一般的な疾患とされています。

整形外科はたくさんありますが、その中でも日本整形外科学会が認定した整形外科専門医に診てもらうのがおすすめです。

日本整形外科学会が認定した整形外科専門医であれば、整形外科の分野の中で一定以上の技術・経験・知識・スキルを持つことが、保証されています。

腰痛の場合、病院で診察・治療を受けても、すぐに症状が改善しないことがあります。日数がたってもなかなか症状が良くならないと不安になるかもしれません。腰痛の治療は経過を見ていくことが重要になるので受診先の病院をころころ変えるのはおすすめしません。もともと、持病がある人の場合は、その持病が原因で腰痛になっているケースがあるので、かかりつけの病院で診てもらうのも良いと思います。

なぜ腰痛は起こるの?

腰痛になる原因がはっきりとわからない多くの場合は、体を支える筋肉が弱くなり、腰に負担がかかることによって腰痛を引き起こします。

体を支える筋肉が低下する理由として、運動不足、加齢、肥満などがあり、筋肉が低下する以外にも、精神的・身体的ストレス、緊張などが原因となるケースもあります。

腰痛は、腰周辺の筋肉に負担がかかり、筋肉が硬くなることで腰周囲の神経を圧迫して痛みが起こることがあり、重いものを持ち上げた時や、急な運動で体を動かした時など腰の筋肉に大きな負担がかかって腰痛になることもありますが、ほとんどの腰痛の場合は日常生活中でのコツコツと積み重なった疲労が爆発したことで腰痛が引き起こされます。

腰痛のメカニズム

現代医療では、腰痛の原因ははっきりと証明されていません腰痛の原因がわからない多くの場合は、体を支えてくれている腰の筋肉に負担がかかることで引き起こされる場合です。

腰痛は、筋肉に負担がかかり、筋肉が硬くなることで腰周囲の神経を圧迫して痛みが起こります。長時間の運転やデスクワーク、立ち姿勢が続き、お腹の腹腔圧力が弱くなると、腰に負担がかかり腰痛を引き起こします。

筋肉の緊張状態や負担が腰に集中して受け続けると、血液の流れが悪くなり酸素や栄養分が身体に行き渡らず、疲労物質がたまり、それが腰痛を引きおこしてしまうことがあります。

腰に痛みが出た原因の検査をせずに、マッサージや針などを繰り返して対処してもその場だけ楽に感じ、根本的に改善しません。

すみやかに受診したほうがいい腰痛

  • ガンの診断をされたことがある
  • 神経障害をともなう場合
  • 発熱がある状態
  • 骨折を繰り返している場合
  • 安静にしていても腰痛を感じる
  • 体勢を変えても痛みが変わらない

過去にガンと診断をされた

ガンと診断されたことのある人で、腰痛を感じる場合は、すみやかに病院、整形外科へ受診しましょう。ガンの再発や転移によって腰に痛みがでてきた可能性があるからです

神経の障害

神経の障害があると、体に障害が残ってしまったり、症状のケースによっては命をおびやかすこともあります。腰痛と同時にしびれや感覚の麻痺などの症状がでたときは、すみやかに病院へ受診しましょう。

背骨に異常が起こると、背骨近くを通る神経が刺激されることで腰痛になることがあります。頻尿、失禁、便秘など、排便や排尿に関係するトラブルは自律神経の障害の可能性があります。これらのトラブルが起こっている場合には危険な状況なっているケースが多いので病院で手術をしなければならないことがあります。

発熱がある

発熱の状態で腰痛の症状がある場合、ただの発熱だとおもってはいけません。

特に38度以上の高熱になると、感染症の疑いがあります。発熱があり腰痛をともなっている場合は重症にならないうちに病院に受診しましょう。

骨折を繰り返してる場合

骨折を繰り返している場合は、骨粗しょう症の可能性があります。骨粗しょう症は高齢の方、男性より女性に多く、若年者の方でも食生活で栄養のかたよっている場合などでも骨粗しょう症になる人がいます。腰痛を感じ近くの接骨院へ行って腰をおしてもらう時に力がかかると、骨折をする可能性があるため、まずは病院へ受診しましょう。

体勢を変えても痛みに変化がない

あなたの腰痛が関節や筋肉疲労によって痛みが出ている場合なら、痛みが出ないように安静にしたり、痛みの和らぐ姿勢をすることで、痛みが軽減することがあります。しかし、安静にしても姿勢を変えたりしても、腰が痛くなったり、急に腰が痛くなくなるといった症状がある場合は、すみやかに病院へ行きましょう。内臓の病気があるかもしれません。

内臓、腰痛の症状が出ることがある。内臓病も、早く病院に受診しないと重大事になりかねない。

医療機関を続けて通院してみる

腰痛など、病院で治療を受ける必要がある場合、治療期間も長くなることがあります。

痛みがあると、早く痛みをなくしてほしいと思いますが、病院だからといって、すぐに痛みがとれることはありません。病院へ行っても「良くならない」「すぐに変化が出ない」といった理由ですぐに病院を変えるよりも、最低、3ヶ月は同じ病院で同じ治療法を行うと、結果的に早く治る可能性が高い事もあります。

病院では全てが分からないこともあります。「病院に任せていれば、大丈夫」という考えはよくありません。

病院でも腰痛の約8割は原因がはっきりとわからないと言われています。腰痛においては原因が明確にわかる場合が少ないのです。
病院で診断され、飲み薬、湿布を処方されて終わるケースが多いと思います。

「どうせ病院ではわからない」と決めつけて、病院へ行かない人もいます。それによって危険な病気に気づけない可能性があるので、腰の痛み以外の注意すべき症状がでている際は病院をすぐに受診する必要があります。

 

腰痛の予防法

長時間同じ姿勢を続けない

腰痛は、長時間のデスクワークや運転などの方に多いので正しく座ることが腰への負担が減ってきます。座っている時には、頭の位置が両肩を結ぶ中心線より前に倒れないように注意してくださいね。

イスに座るときは、背中が丸まって猫背にならないように、かるくアゴを引いた状態が理想になります。ポイントは、頭が天井から糸で引っ張られているようなイメージで座る感覚です。

パソコン作業時にキーボードの位置が体から遠すぎてしまうと肩が内側へ巻いてしまうので、キーボードの位置は遠すぎないようにしましょう。また、パソコンの画面と目の距離が近くなってしまうとモニター画面からの強い光によって眼精疲労になることがあるので近すぎないように気をつけましょう。

 

中腰の姿勢を避ける

中腰の姿勢は腰に大きな負担をかけてしまうため、腰痛の原因になります。

重い荷物などを持ち上げる時に、中腰の姿勢で荷物を持とうとする人が多いです。荷物を持ち上げる時は腰を低く落として、腕の力だけで持ち上げ無いように注意しましょう。

普段、中腰の姿勢で家事やお仕事をされている方は気づかぬうちに腰への負担がかかっています。今は腰痛になっていなくても、腰痛になりやすい状態ので注意しましょう。

 

温める

入浴をすることで体の循環の改善につながってきます。また、お風呂に浸かることで気分も落ち着き、免疫機能を高め、筋肉の緊張の緩和の効果もあります。

入浴時のお湯の温度は40℃で10分間の入浴がおすすめです。

適度に汗もかくのでお風呂に入る前と後でコップ一杯の水を飲むようにしましょう。お風呂の中で腰の筋肉をゆっくり伸ばしてあげることで血行促進につながります。

 

生活リズムの改善

腰痛がお悩みの人にみられるのが、生活のリズムが乱れている方に多いです。ストレスや不眠などで悩んでいる人です。睡眠時間が短い日によく腰痛は起こります。

筋肉や神経の回復には睡眠が1番効果的とされています。腰痛でお悩みの方の多くが、十分な睡眠がとれていません。睡眠時間が少ないと体の緊張や疲れが取れにくいため腰の痛みがひどくなるという悪循環になります。

冷えは血液の流れを悪くして、筋肉が硬くなる要因になります。その結果、腰の痛みがより感じるようになります。

適度な運動・ストレッチ

適度な運動やストレッチをすることで筋肉の疲れが解消し、血行がよくなります。

ストレッチには筋肉をやわらかくする効果があり、効果的な運動をすることで基礎代謝が上がり、身体の熱を産生し血行が促進されます

特に、ラジオ体操や開脚などを筋肉がやわらかくなったお風呂上りにすると良いでしょう。それによって、血行が促進されると身体に溜まった老廃物も排出しやすくなります。体が冷えた状態では筋肉は硬くなっている状態なので、体が温まった状態のほうが筋肉は柔らかいため入浴後などに行うと良いです。

運動・ストレッチを行うにあたっての注意点としては、しっかりと体が温まった状態でおこなうこと、体が冷えた状態では筋肉が硬く、温まった状態のほうが筋肉は柔らかいです。そのため入浴後などに行うと良いです。

また、無理に筋肉をのばそうとすると体を痛めることがあります。無理をせず、1つの動作は30秒程度を続けて行いましょう。

ストレッチの時は呼吸は止めず、自然な呼吸をして、気持ちはリラックスすることを心がけましょう

まとめ

いかかでしたか?今回は腰痛のとき、病院へ行くべきかについて説明しました。

腰痛になった場合、病院で何科へ行けば良いのか。年々、病院の数も増えているので、どこの病院へ行こうかなと迷う方もおられるとおもうので、その場合はかかりつけの病院をおすすめします。

腰痛の予防法もいくつかご紹介しました。腰痛を引き起こす要因はたくさんあるため、1つに原因をしぼることはできません。いくつかの腰痛の原因があなたの腰の痛みとして症状になっています。あなた自身の身体と向き合い、腰痛の予防につとめていきましょう。

予防もきちんと継続していくことによって身体にも変化がでてきます。まずは、一つずつ日常生活の中で取り入れていきましょう。

当院では骨格、姿勢、筋肉はもちろん自律神経や内臓の整体を行っています。

もし、腰痛でお悩みご相談あればお気軽にお問い合わせください。

あなたのお役に立てるとおもいます。

 

 

 

\この記事は私が書きました/

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

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