「タバコを吸うと逆流性食道炎になるの?」
「タバコが原因しているって本当!?」
あなたは、逆流性食道炎で病院へ行った時に病院の先生から「タバコは控えましょう」「タバコはやめてくださいね」と言われたことはないでしょうか?
今回は逆流性食道炎を患っていて、タバコを吸っている方に向けてブログを書いています。なぜ、タバコが逆流性食道炎を悪化させる原因となっているのかについて説明していきます。
まず、はじめに逆流性食道炎についてお話してきます。
逆流性食道炎って何?
逆流性食道炎の原因の多くは生活習慣から引き起こされています。その原因の中でもタバコと関係があります。
胃にある胃液とは、塩酸と消化酵素を含んでいて、食べ物を溶かしたり、体にとって悪い菌を殺菌してくれる役目があります。
逆流性食道炎は、その胃酸が胃から食道に逆流してしまうことで、食道の粘膜に炎症を起こしたり、潰瘍を起こしたりしていることです。
胃の粘膜は酸から守ってくれる機能がありますが、食道には粘膜を守ってくれる機能がありません。
胃酸が逆流して食道まで上がると、逆流した胃酸によって食道の粘膜が炎症を起こして食道を傷つけます。
このように、胃酸が逆流し繰り返されると、食道の粘膜がただれ、胸やけなどの症状が起こってきます。
逆流性食道炎の症状
逆流性食道炎の主な症状は下記のようになります。
- 胸やけ・胸の痛み
- 胃もたれ・吐き気
- 喉の違和感・痛み
- 口の中が酸っぱく感じる
- 飲み込みづらい
- 咳・げっぷ
このような症状があります。
逆流性食道炎の主な症状の多くは胸やけから始まります。
逆流性食道炎は食道に胃酸が逆流することで起こるため、胸やけの症状は高い頻度で発生します。
逆流性食道炎になることによって、好きなものを
逆流性食道炎とタバコの関係性
逆流性食道炎とは、胃酸が食道に逆流してしまい、食道の粘膜に炎症を起こしたり、潰瘍を起こしたりすることをいいます。
食道は胃とちがって、胃酸から守ってくれる働きがないので、食道に胃酸が逆流してしまうと食道の粘膜が炎症を起こしやすくなります。
タバコのニコチンには胃の収縮力を弱らせて、胃酸の分泌を高める働きがあるので、逆流性食道炎とタバコは関係が深いとされています。
しかし、実際のところは逆流性食道炎とタバコの関係性について完全に証明されていないのです。
統計的に、タバコを吸わない人と、タバコ吸う人の割合では、タバコを吸う人の方が逆流性食道炎の悪化傾向になっています。
タバコを吸うことが、生活習慣となり逆流性食道炎を悪化させる原因となっています。
タバコのニコチン以外にも、タバコの煙を吸い込むことで、胸内部の圧力が高くなり、胃液を食道へ押し出すことで、胃酸の逆流が起こってくるのではないか?ともいわれています。
タバコを吸うことによって胃や十二指腸の粘膜を守る機能も低下させてしまうので、逆流性食道炎の人がタバコを吸い続けることで、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こすリスクが高くなります。
禁煙治療をすると○○!?
禁煙によって逆流性食道炎の症状が改善するとされています。
タバコは逆流性食道炎の危険因子のひとつになります。タバコを吸ってはいけないとわかっていても、タバコを吸うことが生活習慣になってしまうとなかなか禁煙することはできません。
禁煙することで逆流性食道炎の症状が改善しても、タバコを吸えないストレスが他の症状を引き起こすことがあります。
禁煙をすることは体にとって良いことですが、ストレスをかけてまで禁煙しないように注意しましょう。
禁煙をするときは専門の病院に行かれることをおすすめします。
まとめ
いかがでしょうか?
逆流性食道炎の原因であるたタバコとの関係性について少しでも知っていただけたら幸いです。
タバコを止めることも大事ですが、タバコを吸わないように予防することも重要です。
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