逆流性食道炎は肥満が原因している!?

「朝から吐き気が辛くしんどい、、、」

「食べたものが口から出てきそうな感じがする」

あなたはこのように辛い思いをされたことはありませんか?

あなたがもし、このように感じる場合は逆流性食道炎かもしれません。

逆流性食道炎になると日常生活で大きな支障が出てきます。

今回は、逆流性食道炎の原因と肥満の関係についてご紹介していきます。

まずはじめに、逆流性食道炎の原因と肥満の関係を説明する前に逆流性食道炎とはどんな病気なのかを知っておきましょう。

逆流性食道炎とは

 逆流性食道炎とは、胃から食道に胃酸が逆流してしまい食道の粘膜に炎症や潰瘍が起こる状態のことです。

食道に胃酸がが逆流して胸焼けなどを引き起こす病気です。食道は胃とは違って、強い酸性の胃液に対して粘膜を守ることができないので、胃酸が逆流して食道まで上がってしまうと、胃酸によって食道の粘膜が炎症を起こして食道を傷つけます。

逆流性食道炎の原因は肥満と深く関係しています。その原因について説明していきます。

逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎という病気は、胃液が食道に向かって逆流して食道の粘膜に炎症を起こす状態をいいます。

食道から胃の部分は、下部食道括約筋の筋肉の働きによって食べたものが上に上がってこないように閉じていて、胃酸が逆流するのをを防いでくれています

胃酸とは、胃液に含まれる強い酸性の消化液のことをいいます。胃袋の中の壁はこの胃酸に耐えられるような構造となっているため、炎症を起こすことはありません。

食道の壁の粘膜は通常、食道に胃液が流れ込むことがないので、逆流性食道炎によって強い酸性の胃液が食道まで上がってくると食道の粘膜が傷害され、胸やけなどの症状が起きます。

胃酸は肉や洋食を食べたときのほうが多く分泌されるため、食生活が和食から洋食に変化してきた時代の影響も逆流性食道炎が増えていることと関係しています。

また、肥満の体型になると腹圧によって胃酸が上がってきやすくなり逆流性食道炎を引き起こす原因となります。

流性食道炎と肥満の関係

逆流性食道炎は、食道の部分にある下部括約筋の筋肉の機能が低下して緩み、胃酸が食道へ逆流して炎症を起こすことです。

肥満体型になると腹部を圧迫することによって胃が圧迫され、腹圧が上がり胃に負担がかかります。これによって、胃酸の逆流を引き起こしてしまう状態になり逆流性食道炎の原因になります。

また肥満で猫背の姿勢の方は注意しましょう。肥満の体型で姿勢が悪い場合、逆流性食道炎の原因になります。姿勢によって胃の内圧、腹圧が上がり胃を圧迫するので、消化不良や胃酸が逆流する原因となります。

これは肥満の方以外の人でも、姿勢が悪いと胃を圧迫してしまうことがあります。

暴飲暴食をしている人や、肥満の体型でお腹に力を入れたり、前傾姿勢など、便秘の場合でも腸から胃へ圧力がかかってしまいます。

逆流性食道炎は年齢に関係なく若者でも発症するので安心はできません。

脂肪の多い食べ物は注意

脂肪を多く含む食べ物は、胃からの排出が遅くなるので控えめにしましょう。胃液の分泌をうながすようなアルコール、高脂肪食、高タンパク食、コーヒー、食べ物やケーキなどの甘い物、辛い刺激物などはの胃酸も大量に分泌されるのでとりすぎに注意が必要です。

胃酸が大量に分泌されることと、下部食道括約筋の機能低下の原因が肉類などの動物性タンパク質や脂肪の摂取、暴飲暴食などの生活習慣から引き起こされているので十分注意が必要です。

喫煙をすることでも胃酸の分泌を増やすといわれているので、少しずつ控えるようにすると身体の負担も減ってきます。

ごはんの時は、腹八分目を心がけて、肥満を解消するようにしましょう。3食以外に間食を食べてしまうと、その度に胃液が分泌されるので注意しましょう。

また、ごはんを食べた後すぐは横になって寝ないようにして、寝る前の最低2時間前にはご飯を食べ終わるようにしましょう。

最後に、肥満の解消についてご紹介していきます。

肥満の解消

肥満の解消についてご紹介します。肥満の体型が解消すると腹圧をかけない姿勢を維持しやすくなるので、症状緩和だけでなく、再発を防くことも期待できます。

食生活の改善

食生活での改善では、タンパク質や脂肪分をとり過ぎないように注意しましょう。

また、ご飯を食べてすぐ横になることはやめて、食べた後2時間程度経ってから寝るようにして下さい。
胃酸を増加させるアルコール、高脂肪食、高タンパク食、コーヒー、食べ物やケーキなどの甘い物、辛い刺激物、酸味の強いものなどは症状を重くするので食べ過ぎに注意しましょう。

腹圧を意識

肥満の体型は腹圧を上げてしまうので、歩いたり、軽く走ったりする軽い運動を習慣にして肥満を解消しましょう。

腹圧を意識して生活を送り、猫背などの姿勢は腹圧を上昇させるので、胸式呼吸をして姿勢に注意しましょう。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は逆流性食道炎の原因の肥満についてご紹介させていただきました。

逆流性食道炎の原因の一つである肥満は体に大きな影響を与え、日常生活に支障をきたす場合があります。

肥満の解消について少しお話しましたが、あなたのに合った方法を試してみてくださいね。

 

 

\この記事は私が書きました/

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

KOTO整体院

06-6152-7260

06-6152-7260
LINE予約する
受付時間
平日10:00〜14:00 / 16:00〜20:00
定休日
日曜・祝日

〒560-0021大阪府豊中市本町7-1-28豊中本町イマイビル1F