逆流性食道炎の治療で運動がおすすめ!?

「逆流性食道炎には運動が良いの??」

「肥満が原因しているの!?」

今回は逆流性食道炎の方に向けた運動治療について説明していきます。逆流性食道炎の治療法はいくつかありますが運動との関係性をお伝えしていきます。是非、参考にしてみてください。

まず、逆流性食道炎は一体どんな病気なのか?を知っていきましょう。

逆流性食道炎って何?

逆流性食道炎の原因の多くは生活習慣から引き起こされていることが非常に多いです。

逆流性食道炎の治療法は 生活習慣の改善薬物治療外科的治療の3つの種類があります。今回はこれらの治療法のうち生活習慣の改善について説明していきます。

生活習慣の改善の中で運動治療についてご紹介していきます。

まず、逆流性食道炎について説明していきます。

胃液とは、食べ物を溶かしたり、体にとって悪い菌を殺菌してくれる役目があります。

その胃酸が胃から食道に逆流してしまうことで、食道の粘膜に炎症を起こしたり、潰瘍を起こしたりしていること逆流性食道炎といいます。

胃の粘膜は酸から守ってくれる機能がありますが、食道には粘膜を守ってくれる機能がありません

胃酸が逆流して食道まで上がると、逆流した胃酸によって食道の粘膜が炎症を起こして食道を傷つけます。
このように、胃酸が逆流し繰り返されると、食道の粘膜がただれ、胸やけなどの症状が起こってきます。

逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎の原因は生活習慣と深く関係しています。

食道から胃の部分は、下部食道括約筋の筋肉の働きによって食べたものが上に上がってこないように閉じていて、胃酸が逆流するのをを防いでくれています

胃酸は肉や洋食を食べたときのほうが多く分泌されるため、食生活が和食から洋食に変化してきた時代の影響も逆流性食道炎が増えていることと関係しています。

肥満体型になると腹部を圧迫することによって胃が圧迫され、腹圧が上がり胃に負担がかかります。これによって、胃酸の逆流を引き起こしてしまう状態になり逆流性食道炎の原因になります。

また肥満で猫背の姿勢の方は注意しましょう。肥満の体型で姿勢が悪い場合、逆流性食道炎の原因になります。姿勢によって胃の内圧、腹圧が上がり胃を圧迫するので、消化不良や胃酸が逆流する原因となります。

これは肥満の方以外の人でも、姿勢が悪いと胃を圧迫してしまうことがあります。

逆流性食道炎の症状

逆流性食道炎の主な症状は下記のようになります。

  • 胸やけ・胸の痛み
  • 喉の違和感・痛み
  • 口の中が酸っぱく感じる
  • 胃もたれ・吐き気
  • 飲み込みづらい
  • 咳・げっぷ など

このような症状があります。

逆流性食道炎の代表的な症状は胸やけです。これは胸の中心部や胸骨の裏側に感じられる熱く、焼けるような感じを訴えるものですが、人によっては酸っぱい水や苦い水がのどまであがってくると訴える人もいます。

その他に、胸のあたりがしみる食べ物がつかえる、飲み込みにくい、げっぷとともに胃酸が逆流する、横になると症状が出やすいなどと訴える人もいます。

生活習慣の見直し

生活習慣を見直して改善することで逆流性食道炎の症状を解消し、予防することもできます。胃酸がたくさん出ることを抑えて、肥満を解消するためには運動以外に食事が関係しています。

胃酸を増加させる高脂肪食、かぼちゃ、さつまいも、チョコレート、アルコール、コーヒー、辛い刺激物、酸味の強いものなどは逆流性食道炎の症状を重くするので食べ過ぎないようにして、禁煙も心がけていきましょう。
ご飯を食べた後はすぐに横にならないようにし、ベルトを締め付けすぎないように注意しましょう。

生活習慣を見直して改善することにより、症状が和らぐこともあります。

肥満を解消し、腹圧を上げないようにすることも大切です。

腹筋運動と横隔膜を鍛える

肥満体型になり、太っている状態だと腹圧が高くなり、それが引き金となって逆流性食道炎を引き起こすことがあるので、歩いたり、軽く走ったりする軽い運動を習慣にして肥満を解消しましょう。
逆流性食道炎にならない基本は適度な運動を行って肥満にならないようにすることと、食事の量が関係してきます。肥満を改善するためには、適度な運動が必要になってきます。
そして、逆流性食道炎を予防するにあたっては、腹筋運動と横隔膜を鍛えることが重要になってきます。

どうしてもお腹に脂肪がたまってくると、なかなか取れません。ウォーキングやランニングを習慣になって運動することや、腹筋運動をすることが脂肪の燃焼につながってきます。

また、横隔膜を鍛える方法としては腹式呼吸になります。息を吸うことよりも、息を吐くことを重点にしてゆっくりと行うようにしましょう。

肥満の解消するには!?

肥満の解消についてご紹介します。肥満が解消することで、腹圧をかけない姿勢を維持しやすくなるので、逆流性食道炎の再発を防くことも期待できます。

適度な運動

ランニングやウォーキングなどをするとストレス発散にもなり自律神経も整いやすくなります。

さらには基礎代謝が上がることによって、身体の熱を産生し血行が促進されます。血行が促進されると身体に溜まった老廃物も排出しやすくなります。

腹圧

腹圧を意識することが非常にポイントになってきます。

肥満の体型は腹圧を上げてしまうので、歩いたり、軽く走ったりする軽い運動を習慣にして肥満を解消しましょう。

腹圧を意識して生活を送り、猫背などの姿勢は腹圧を上昇させるので、胸式呼吸をして姿勢を正しましょう。

食生活の改善

食生活での改善では、タンパク質・脂肪をとり過ぎないように注意しましょう。

ご飯を食べてすぐ横になることはやめて、食べた後2時間程度経ってから寝るようにしましょう。

胃酸を増加させる高脂肪食、かぼちゃ、さつまいも、チョコレート、アルコール、コーヒー、辛い刺激物、酸味の強いものなどは逆流性食道炎の症状を重くするので食べ過ぎないようにしましょうね。

\この記事は私が書きました/

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

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