「逆流性食道炎にヨーグルトは効果があるの?」
「ヨーグルトを食べたら気持ち悪くなりそう…」
あなたはこのように思われたことはありませんか?
今回は逆流性食道炎でお悩みの方に向けて書いています。
逆流性食道炎の方にヨーグルトは良いのか?効果的なのか?について説明いたしますね。
是非参考にしてみてください。
逆流性食道炎とは
逆流性食道炎の場合、ヨーグルトは効果的なのか?ご紹介の前に逆流性食道炎について知っておきましょう。
胃から食道に胃酸が逆流してしまい、食道の粘膜に炎症や潰瘍が起こる状態を逆流性食道炎といいます。
胃では、胃酸とも呼ばれている酸性度の強い塩酸と消化酵素が含まれている胃液が分泌されています。
胃液の役割は食べ物の中に含まれているタンパク質を分解して、小腸で吸収しやすい固さの状態にします。
食道と胃の間は下部食道括約筋という筋肉によって、食道へ流れ込まないようになっているので本来は閉じられていますが、食べ物を飲み込むときには開いて、食べ物を胃に送ります。
胃には酸から粘膜を守る機能があるのですが、食道には粘膜を守る機能がありません。何らかの原因によって胃酸が逆流して食堂まで上っていくことによって食道の粘膜が炎症を起こして食道を傷つけます。
このように、胃酸が逆流し繰り返されると、食道の粘膜がただれ、胸やけなどの症状が起こってきます。
ヨーグルトは効果は?
逆流性食道炎に対してヨーグルトは効果があるとされています。
胃と腸はつながっていて、腸に便が溜まっている状態が続いてしまうと、腹圧が高くなってしまい、胃への負担が大きくなることで、逆流性食道炎を引き起こすことになるのです。
ヨーグルトには、腸の運動を活発にさせる働きがあるので、便秘の解消に効果があります。
便秘が原因で逆流性食道炎になっている方には、ヨーグルトを食べるのが効果的だということです。
ヨーグルトには乳酸菌が多く含まれ、胃酸の分泌も抑えてくれる働きや、胃の悪玉菌を抑制して胃の粘膜を保護してくれる効果があり、吞酸や胸やけにも効果があります。
しかし、元々日本人には乳製品の成分である乳糖を分解する酵素がほとんどありません。ヨーグルトを胃食道逆流症の改善に摂取する場合は、食事の時間を避けるべきと言われています。
なぜなら、ヨーグルトを食事時に食べると消化不良が起こる可能性が高いからです。
ヨーグルトも胃腸に対して効果を持っていても、弱点があるものです。ヨーグルトについて、きちんと知った上で利用すれば、体に良い結果を出すことができます。
ヨーグルトを食べる量とタイミングは?
ヨーグルトを食事時に食べると消化不良が起こる可能性が高いので、ヨーグルトを摂取する場合は、食事の時は避けるようにしましょう。
逆流性胃腸炎に効果的だといって、たくさん食べると消化不良になるので、逆に良くありません。1日に約100gを目安に食べることをオススメします。
ヨーグルトを食べるタイミングについては、空腹時と寝る2~3時間前にしましょう。
食べ物による逆流性食道炎の治療
食べ物による逆流性食道炎の治療としては、食べ過ぎによって胃に負担をかけないように注意をしましょう。
食べるときも、しっかりと噛むことで、食べ物が消化しやすくなります。胃に強い刺激物や香辛料、アルコールなどは胸やけを引き起こしやすいため避けましょう。
また、脂肪分の多い食べ物は胃もたれの原因になります。食べた後に横になり寝てしまうと、胃酸が逆流しやすいので食べた後は少し間隔をあけてから寝るように注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は逆流性食道炎とヨーグルトについてブログを書きました。
ヨーグルトが逆流性食道炎に効果的とされ、便秘によって逆流性食道炎になっている場合には特に、効果が出やすくなります。
ヨーグルトの食べ過ぎに注意しながら、是非一度、参考にしてみてください。
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