姿勢からくる肩こりに思い当たる節はありませんか?

肩のこり

「あ~肩が重い感じがする!最近肩が凝って仕事に集中できない!」そんな肩こりでお悩みではないですか?

普段からのクセや、仕事柄同じ姿勢をとることが多いなど、最近そういった肩こりに悩まされている方が多いです。このまま放っておくと悪化していきそうで不安ですよね?

ですので今回は姿勢からくる肩こりについて書いていきます。まず最初に正しい姿勢について実際知らない方も多いと思いますので、説明していきますね。

 

正しい姿勢について

人の身体は横から見て、首(前湾)、背中(後湾)、腰(前湾)にかけて、S字のカーブになっていることが大事です。

なぜS字のカーブが大事なのかと言いますと、重たい頭を支える際、このS字のカーブがクッションのような役割をし、衝撃を逃がしたり分散させるからです。

実は人の頭の重さは意外と重く、成人の方だと約5キロほどあります。丁度ボーリングの玉ぐらいの重りを、首や背中、腰でバランスをとっているのです。

ではそのバランスが崩れ姿勢が悪くなるとどうなるのか次に説明していきます。

姿勢が崩れると

まず、S字のカーブが崩れます。例えば座り仕事で首の位置が前のめりになるとします。正常な頭の位置で5キロの負荷だったのが、およそ30度前に傾くと、18キロ相当の負荷が首にかかると言われています。

ですので、普段の姿勢やパソコン作業などで前のめりになればなるほど、首にかかる負荷が増え、それを支える筋肉まで緊張してしまい、S字のカーブも崩れていきます。

このカーブが崩れると、衝撃の分散がうまくいかずに一ヶ所に負担がかかり、その状態が続くと身体がその姿勢を覚え、歪みにつながり、痛みなどに発展していきます。

では次に、こういった湾曲の崩れや、筋肉の緊張でなぜ肩こりになるのか説明していきますね。

湾曲の崩れや、筋肉の緊張でなぜ肩こりになるのか

湾曲の崩れや筋肉の緊張状態が続き姿勢が悪くなると、まず血液の流れが悪くなります。

そして筋肉の中の血管も細くなり老廃物が溜まりだし、酸素や栄養分が身体の末端まで届かなくなり、結果、肩が凝るようになります。

ではそうならないためにはどうしていけばいいのか、誰でもできる簡単な改善方法をお教えいたします。

改善方法

まず、大事なのは身体を冷やさないことと、姿勢を意識することです。

冷えると血管が収縮し流れが悪くなるので、温かくすることや、トレーニングなど、身体を動かすことにより、筋肉量が増え基礎代謝が上がり、肩こりの改善になります。

日頃エスカレーターを使う方は階段を使うなど工夫してみることから初めてみるといいかもしれません。

あとはホットタオルなどで温めてやるのもオススメです。作り方は、濡れタオルを準備し、電子レンジで1分ほど温めてやり、それを凝っている部分にあて、温めてやると血行が良くなり肩こりの予防になります。

最後に姿勢です。長時間同じ姿勢を保つことにより筋肉の緊張が生まれ、血流の流れが悪くなり、肩こりに繋がるため、なるべく同じ体勢を続けないように、こまめに体勢を変えましょう。

デスクワークなどされている方は1時間に1回は10分ほど休憩をし、ストレッチをしたりするだけでも、肩こりの予防になります。

まとめ

今回、姿勢からくる肩こりについて書いてきましたが、日頃から姿勢を意識することや、姿勢を正すことの重要性もわかって頂けたと思います。

そして予防をしていくことも大事ですので、オススメの改善法を是非試してみてください。

症状について詳しくはこちら

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