不妊症の原因は一体何??

「赤ちゃんが欲しいのに、妊娠しない」

「性生活を送っているのに何で?」

あなたはこのような悩みをもっていませんか?実は、最近そのような悩みを持つ夫婦が増えています。

基本的には性生活を送っていて1年以上妊娠しない状態で、医師の治療を受ける方を不妊症と呼んでいます。

不妊症原因の統計では、不妊症の原因は40%が女性、25%が女性男性ともにあり、25%が男性側、10%が原因不明となっています。

そのため、不妊症の検査は夫婦ともに受けることが重要になります。

妊娠は、排卵➔排精➔受精➔着床という4つをきちんとたどって成立します。この過程のどこかに異常があっても不妊の状態になります。

不妊になる原因は、多くの因子が重複していたり、検査をしても、どこにも異常がない原因不明のものもあります。
ここでは、女性、男性それぞれで認められる不妊の原因をご紹介します。

不妊症の原因

不妊症といっても、原因はさまざまです。
不妊の原因は女性側、男性側の片方、あるいはその両方の原因に分けられます。

女性、男性それぞれで認められる不妊の原因をご紹介します。

女性側の原因

排卵障害

これは、自力で排卵が起こらないことです。

卵子はホルモンの指令によって成長していくのですが、ホルモンの分泌量が少ない場合や、卵巣がうまく指令を受け取れないことによって卵子が育たなくなるため、排卵が起こりにくい状態になります。

排卵が起こることで、女性ホルモンの分泌が変化し、このホルモンの作用によって、子宮内膜も妊娠に向けて準備をします。

そのため、排卵がなければ卵子が育たないので、妊娠しにくく、不妊の状態になります。

排卵障害の原因

過度なダイエットや大きなストレス、喫煙、カラダの冷え、血行不良などがその原因になることもあります。また、卵子の老化によってうまく排卵されなかったり、卵巣の表皮が硬くて卵子が外へ出られない病気によって排卵障害が起こることもあります。

その排卵が起こらない原因にはいくつかあります。

  • 精神・肉体的ストレス
  • 飲酒・喫煙
  • ダイエット
  • 血行不良
  • 体の冷え など

排卵しているかどうかは、日頃の基礎体温を記録することで確認できます。

卵管の障害

卵巣と子宮をつなぐパイプの役割をしている卵管は細いので詰まったり、くっついたり、狭くなって精子や卵子、受精卵などが通れなくなった状態を卵管障害といいます。
卵管障害が起こると、卵子と精子が出会えなくなることや、受精卵が動きづらくなったりすることで、不妊の原因になってきます。
しかし、卵管は左右合わせて2本あるので、どちらか1本が正常であれば自然妊娠することができます。

卵管障害の原因

  • クラミジア感染症

卵管障害の原因で一番多いのが、クラミジア感染症になり、不妊につながることです。

クラミジア感染症とは、性感染症の一種であり、感染したとしても、女性の場合90%以上は無症状のため、そのまま放置されてしまうことが多い。放っておくと、慢性感染の状態になり、子宮頸管炎、子宮内膜炎、卵管炎などをを引き起こし、不妊の原因になってしまう。

 

  • 子宮内膜症

子宮内膜症は、子宮の内側にしか存在しない子宮内膜組織が、卵巣や卵管など増殖、剥離(はくり)を繰り返し痛みを引き起こす病気です。

子宮からはがれ落ちた子宮内膜組織は、月経血として膣から体の外へ流れていきますが、子宮以外の場所で増殖した子宮内膜組織は、卵管周囲の癒着や卵管に詰まってしまうことがあり、それが不任の原因になっていることもあります。

子宮着床障害

子宮に何らかの原因がると、着床しにくいことがあり不任になります。

着床とは、受精卵が卵管を通り、細胞分裂を繰り返しながら子宮の内膜にくっつくことをいいます。

この子宮に子宮筋腫や子宮線筋症、子宮内膜ポリープなどによる異常があると、着床に適した状態になっていないので、受精卵が子宮内膜に着床できないため、不妊の原因となります。

着床になる段階はすべてが解明されているわけではありません。黄体ホルモン(子宮内膜に働いて着床準備に働くホルモン)が分泌されない原因として、ストレス、運動不足、自律神経の乱れなどがあげられています。

着床障害の原因

  • 子宮筋腫(精子が卵子に到達するのをふせぐ)
  • 子宮奇形(生まれつき子宮が変形している状態)
  • 子宮内膜症(子宮以外の場所で増殖、はくりを繰り返す)
  • アッシャーマン症候群(子宮内腔が癒着してしまった状態)

などがあります。

子宮頸管障害

子宮頸管は子宮の出口になり、子宮と膣をつないでいるパイプのような部分です。

子宮頸部からは精子の動きを助けるための頸管粘液が分泌されます。この粘液が悪い状態だと、精子が卵子のところまで到達できなくなると不妊の原因となります。

妊娠が成立するためには、精子が子宮頸管を通って子宮内にいかなければなりません。そのため、排卵が近づくと子宮頸部の内部を満たす粘液が分泌され、精子を通しやすい状態に変化してきます。

粘液を増やすためのホルモン療法もありますが、抗体のあるケースは最初から体外受精が適応されることもあります。

子宮頸管障害の原因

  • 子宮の奇形
  • 子宮頸部の炎症

などがあります。

これらの原因によって、子宮頸管の粘液の分泌量が少なくなったり、精子が卵子のところまで到達できなくなると不妊の原因となります。

原因不明不妊

原因不明不妊は不妊期間が1年以上で、明らかな不妊の原因を見出せない場合をいいます。

原因不明不妊は全不妊症の約30%を占めるといわれていますが、本当に原因がないわけではなく、施設によって検査内容が違うので、大きな差があります。加齢による卵巣予備機能の低下が大きな不妊の原因とされています。

実際に「腹腔鏡検査」を含めた精密検査をすれば、原因不明不妊は10%ほど、もしくはそれ未満になると考えられています。

原因不明の不妊で考えられる要因はあります。

  • 着床障害
  • 精子の受精障害
  • 卵子の活性化障害
  • 軽度の子宮内膜症
  • 軽度の卵管周囲癒着

などの様々な不妊の要因があげられます。

男性側の原因

一度の射精で精子の数は数億とされているが、そのうちの99%が子宮の前で死滅し、子宮には数十万以下となり、卵子のところまでたどりつけることができるのは数百以下とされています。
精子の数が少なかったり、運動性が欠けている場合は卵管に到達するまでに精子が減るため、妊娠しない状態になり不任の原因となっています。

男性の原因として多いのは、造精機能障害」「性機能障害」「精路通過障害の3つです。

次は、不妊の原因になるものを紹介していきます。

造精機能障害

男性不妊の原因の約90%が造精機能障害といわれていて、男性の不妊原因のほとんどはこれになります
造精機能障害とは、精子を作る精巣の働きに障害があり、健康な精子を作れない状態のことです。
精子をつくり出す機能自体に問題があり、精子をうまくつくれていません。それによって、精巣や内分泌系(ホルモン分泌等)の異常が障害をひき起こしてきます。
精子を作れない状態を引き起こしているのは、無精子症や乏精子症など精子の数が少ない場合と精子無力症、奇形精子症精子の運動能力が低いことが原因となって不妊になります。
これらの不妊の原因を紹介していきます。

無精子症

造無精子症は精機能障害の中でも重い症状です。

その症状は精液中に精子がない状態をいい、これが不妊につながります。

無精子症には、精子があってもその通路をふさいでいる閉塞性と、精子そのものが作られていない状態の非閉塞性があります。

乏精子症

精液の中に精子はいるけれど、精子の数が少ないという症状です。

精液検査で、精子の数が1ml中1500万を下回ると乏精子症といいます。自然妊娠するには1ml中4000万以上が望ましいとされています。

精子の数が基準を少し下回る程度であれば、タイミング法などを行っていくことがあります。それでも、精子の数が少ない場合は、人工授精、体外受精などの不妊治療を行います。

精子無力症

精子の数は正常にあるけれど、精子が活発に運動していない状態です。

精液検査で前進する精子が50%未満、または、高速で前進する精子が20%未満であると精子無力症と診断されます。その精子の状態により人工授精や顕微授精などの不妊治療を行ないます。

精索静脈瘤

精巣(睾丸)に血液が逆流し、精巣からの静脈の血液が滞り、精巣の静脈血管に瘤(こぶ)のようにふくらむものです。

勃起障害(ED)

セックスのとき十分に勃起が起こらない、または勃起しても一定時間続かないことをいい、勃起障害が不妊につながってきます。

不妊は女性側の問題だけではなく、男性にも不妊の原因があるということを知っておく必要がありますね。

 

性交障害

 精神的原因などによって、性交ができない状態です。ストレスや病気によって陰茎への血流が少なくなることによって引き起こされることがあります。

精路通過障害

 精子が通る道がが狭かったり、詰まっていることにより、射出された精液に精子がみられないケースです。生まれ持ったものや炎症などによって引き起こすこともあります。

 

 これらは下記の要因からもきているとされている。
  • 喫煙

喫煙することによって、勃起不全(ED)を引き起こす原因になり、これが不妊につながります。

喫煙することで、、精子形成にも影響を及ぼし、精子の運動率を低下させてしまうことにもつながります。また、異常な形態をした精子になる確率を高める傾向があります。

  • ボクサーブリーフ

精巣近くの温度が高いことによって精巣の機能を低下させてしまい、これが不妊につながる要因になります。
そのため、下着を選ぶ時は体温がこもるブリーフを避けて、通気性の良いトランクスをおすすめします。

  • 長時間のサウナ

長時間のサウナによって、精巣を熱にさらすことになり、これが不妊につながります。
熱くなったイスや空間にいてると、精巣の温度が上がってしまうので注意しましょう。

まとめ

不妊の原因は女性と男性にも関係することを気づいていただけましたでしょうか?
なかなか子供ができなくてどうしようか悩んでおられる方は、今すぐ病院を受診してみましょう。

 

\この記事は私が書きました/

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加