妊娠初期の 〇・✕食事とは?

「妊娠してから避けたほうがいい食材は?」

「何が良いの?悪いの?」

あなたはこのように思われていませんか?

妊娠が分かったときにお腹の赤ちゃんの事を考えるとお酒やタバコは止めようかなとイメージされる人が多いです。

しかし、食事の面で考えるとなかなか分からない人が多いです。

今回は妊娠初期の食事の〇・✕について詳しくお話していきます。是非参考にしてみてください。

妊婦初期の食事〇・✕

妊娠初期とは、妊娠4週~妊娠15週までをいいます。

妊娠初期の食事について良い物と良くない物をそれぞれご紹介食事いきますね。

妊娠初期に良い食べ物

葉酸

葉酸は、ビタミンB群の一つになります。ビタミンB群の働きは、血液中にある赤血球を作ったり、脳や神経の発達など、新しい細胞を作るのに必要なものです。

葉酸赤血球を作っていますそのため、赤血球が作れなくなると貧血を引き起こす可能性があります。貧血の原因は鉄分だと思う人も多いかと思いますが、葉酸が不足しても貧血は引き起こされます。

厚生労働省は、1日480μgの葉酸を摂取することを推奨しています。

この葉酸を含む食べ物をいくつかご紹介していきます。

  • いちご

いちごには葉酸、ビタミンCなど多く含まれています。いちごは甘酸っぱいのでつわりのときにも食べやすいと思います。しかし、糖分も含まれているため、食べ過ぎには注意しましょう。

  • ブロッコリー

ブロッコリーは水溶性ビタミンB群の一種で、脳や神経の発達など、新しい細胞を作るのに必要なものです。赤ちゃんの成長には必ず必要な栄養素になるので覚えておきましょう。

  • 納豆

納豆には、ビタミンBが豊富にあり、皮膚や粘膜の再生に不可欠になってきます。妊娠中に必要な栄養素であるイソフラボンやタンパク質もとることができます。まだ、妊娠していない人ホルモンバランスを整えてくれるのでとられることをおすすめします。

ヨーグルト

普段からヨーグルトを食べている人は多いのではないでしょうか。ヨーグルトにはカルシウムが多く、腸を整える作用があり妊婦さんのお腹にとても優しい食べ物になります。また、お腹の赤ちゃんの骨や歯をつくってくれます。

ヨーグルトの食べ過ぎは、高カルシウム血症を引き起こす原因になるので、1日に2500mg以上摂らないように注意しましょう。

生卵は食べてはいけない食材になりますが、十分に加熱した卵であれば1日1個は食べたいですね。卵には良質なタンパク質が含まれています。卵が大好きな人は食べ過ぎには注意しましょう。

なぜなら、卵にはビタミンAが含まれており、たくさん食べ過ぎると胎児が奇形で生まれてくる可能性が高くなります。

※食べるときは加熱し、食べ過ぎないように注意しましょう。

妊娠初期に良くない食べ物

生卵

生卵にはサルモネラ菌が付いている可能性が高いです。サルモネラ菌が及ぼす影響は、お腹の赤ちゃんに直接行くのではなく、妊婦さんが食中毒を起こす可能性があります。発熱、吐き気、腹痛、おう吐など妊婦さんの身体に大きな影響を与えることになります。それが原因で流産になってしまう可能性もあります

妊婦さんに影響があると、お腹の赤ちゃんに与える影響も大きくなるので、生卵は食べないように注意しましょう。

※サルモネラ菌は、70℃で1分以上加熱すると死滅します。

水銀

人間に対して無害な水銀は存在しますが、魚の体内に蓄積されると有害な「メチル水銀」に変化します。おなかの赤ちゃんはメチル水銀を体の外に排出することができないので、妊婦さんがたくさんの水銀含有量の多い魚介類を食べてしまうと、神経の発達に大きな影響を与えるといわれています。

厚生労働省でも以下の魚について、妊娠中の摂取量の基準を定めています。

  • マグロ
  • 金目鯛

などです。

生肉

生肉には寄生虫トキソプラズマが付いていることがあり、哺乳類(ほにゅうるい)や鳥がこの寄生虫に感染する可能性があります。

妊娠中の女性がこれに感染してしまうと、お腹の赤ちゃんに先天性の障害が引き起こされることがあります。お肉を食べる時にはしっかりと焼いて下さいね。

※トキソプラズマは、67度以上の加熱で死滅します。

ビタミンA

普段の生活や妊娠中にも必要な栄養素です。しかし、妊娠初期のビタミンAの摂りすぎは、お腹の赤ちゃんに悪影響を与えてしまい形態異常を引き起こす可能性があるとされています。

そのため、決められたビタミンAの摂取量をきちんと守るようにしましょう。

ビタミンAの過剰摂取は、胎児の奇形の発症リスクを高めてしまいます。しかし、ビタミンA不足でも、同じように胎児への影響があります。

  • レバー
  • うなぎ

1日の摂取量の上限の目安は、うなぎは1/2 串、レバーは1かけ程度。ただ、上限を超えて食べても、数日~1週間の中で調整すれば大丈夫です。

塩分・糖分

塩分を摂取しすぎると妊娠高血圧症候群を引き起こす原因になりやすくなります。妊娠高血圧症候群になれば、胎児の成長に大きな影響を与えてしまい、早産の確率も高くなります。

糖分を摂取しすぎると妊娠糖尿病を引き起こす原因になりやすくなります。妊娠糖尿病になると妊娠高血圧症候群や、胎児の肥満、流産、早産などの可能性が高くなります。

まとめ

妊娠初期は様々な体の変化・心の変化が起こります。赤ちゃんを迎える準備を始めたばかりで、様々な悩みや不安が襲ってくるかもしれません。そんな時は無理をせず、自分の身体を一番に考え行動してみましょう。赤ちゃんはママに会えることを楽しみにしていますよ

\この記事は私が書きました/

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

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