産後の骨盤が歪んだままだと…○○に!!

「産後の骨盤はどうなっているの?」

「骨盤の歪みを放っておくと悪くなる?」

「どんなことが引き起こされるの?」

あなたはこのように思われていませんか?

みなさん「出産後の骨盤調整は大事だ」と聞くことがあると思います。

なぜ、出産後の骨盤調整が大事なのか?産後の骨盤に何が起こっているのか?

今回は産後の骨盤についてお伝えしていきます。

産後の骨盤の状態は?

妊娠中は、お腹に赤ちゃんがいるので、骨盤内を広げるためにリラキシンというホルモンによって体の靭帯がゆるみます。靭帯がゆるくなることで、お腹の赤ちゃんがママのお腹から体の外に行くとき骨盤が開くことで出産ができます。

出産後は、靭帯をゆるめる必要がなくなり、ゆるくなった靭帯を数ヶ月かけて戻ろうとするホルモンがオキシトシンです。

オキシトシンによって、骨盤が出産前の元の状態に戻っていきますが、元に戻りにくい人もおられます。

 では、骨盤が開くとどうなるのか?をみていきましょう。

骨盤が開くとどうなるの?

骨盤が開くことで身体にどのような影響があるのか。

姿勢が崩れてしまう

人間の骨盤は上半身を支える土台のような役目をしてます。
土台の部分である骨盤がゆがんでしまうと、骨盤から上の背骨のゆがみを引き起こしてしまうことになります。

骨盤が開くと、骨盤のバランスが崩れていきます。骨盤のバランスが崩れると立ち姿勢や歩き方の姿勢の歪みに大きな影響を与えます。

姿勢が崩れると、バランスが悪くなるので体に負担がかかり、筋肉も大きな負荷がかかります。

立ち姿勢や歩き方の姿勢が崩れてしまうので、猫背やO脚、外反母趾などを引き起こす要因にもなります。

筋力低下

姿勢が崩れると、筋肉に負担がかかり姿勢が悪い状態が当たり前の状態になると、普段負担がかからない筋肉に負荷がかかり、使わなくても良い筋肉が低下してしまったりバランスが悪くなります。

妊娠中はお腹が大きくなり、お腹の重みで前傾姿勢になりやすくなるので上半身を後ろに傾けて腰を反る姿勢になります。その姿勢なると骨盤周りの筋力バランスが乱れた状態になり、筋力の左右差や筋力低下につながってきます。

筋力低下によって姿勢が崩れていきます。

新陳代謝が低下する

出産後、骨盤が開いたままになると内臓の動きが弱くなると、新陳代謝が低下します。

それが低下すると、水分や血液の循環が悪くなります。それにより冷えやむくみを引き起こしやすくなります。

血流が悪くなる

足のほうに流れる血液は骨盤の中を通って流れています。足に流れていく血管は人の体の中で一番太い血管になります。

骨盤が開いてしまうことで内臓が下がり、内臓が下がることで血管が圧迫されて、血液の流れが悪くなっていきます。

内臓の位置が下がる

お腹に赤ちゃんがいることで本来骨盤の内側にある内臓が上に押し上げられます。

お腹の赤ちゃんを出産すると押し上げられていた内臓が下がります。内臓の位置が下がることによって内臓を圧迫してしまい内臓の機能が低下してきます。

それにより、内臓の働きが悪くなり、消化機能の低下、便秘などを引き起こすことがあります。

太りやすくなる

産後に太りやすくなるのにも血流の悪さと関係してきます。

血流が悪くなると老廃物がスムーズに流れなくなり、太りやすくなります

血行が悪くなることによって筋肉が硬くなってしまいます。硬くなった筋肉は血流が悪いので脂肪を燃焼してくれません。筋肉が硬くなり筋力バランスの乱れを引き起こし筋力低下になると代謝も悪くなるので太りやすい状態になります。

自律神経の乱れ

人間の身体には自律神経という神経があり、交感神経(興奮、緊張状態)と副交感神経(抑制、リラックス状態)とが入れ替わりシーソーのようにバランスをとりあっています心理的にストレスがかかる状況になると身体にも力が入り緊張状態になります。

そして、骨盤は自律神経のON・OFFに大きな影響を与えます。

このON・OFFが上手く切り替えれなくなってしまうと、体や脳を休めたくても、休まりにくくなったり、疲労、ストレスが溜まりやすくなります。

自律神経は、血管をはじめ、ホルモンの調整、あらゆる内臓器官を自分の意思とは無関係に調整してくれる神経です。呼吸器官や消化器官、体温調節機能といった、私たちの体の生命維持機能をコントロールする役割を担っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

産後の骨盤状態を放っておくと体に大きな負担がかかり、これからの日常生活にも大きな影響を与えていきます。産後の骨盤状態を何となくイメージしていただけたら幸いです。

出産後は赤ちゃんの事が心配で自分の体に対して向き合うことに意識できないママが多くなっています。

出産後は心身ともに大変な時期になります。周りの人に頼ることができなく自分自身で思い悩んでいるママもたくさんおられます。

育児・家事を頑張るのにも体が動けるからできる事です。ご自身の身体と向き合う時間をとることも大事になります。

\この記事は私が書きました/

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

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