不妊に鍼灸は効果的なの??

「なかなか妊娠せず、諦めかけている…」

「基礎体温が上がらない…」

妊娠をしたいのに、なかなか授かることができない。

「妊娠しにくい身体かもしれない…」と自分自身をせめたりしていませんか?

最近よく不妊治療で検索していると「不妊治療 鍼灸(しんきゅう)」と検索ワードがたくさんでてきます。今回は不妊の原因と不妊と鍼灸についてご説明していきますね。

そもそも不妊症とは?

基本的には性生活を送っていて1年以上妊娠しない状態で、医師の治療を受ける方を不妊症と呼んでいます。

妊娠するまでは、排卵排精受精着床という4つをきちんとたどって成立します。この過程のどこかに異常があっても不妊症になります。

一般的には、避妊をせずに通常の夫婦の性生活を送っていれば、結婚して半年で7割、1年で9割、2年で10割が妊娠するとされています。

鍼灸(しんきゅう)とは?

鍼灸は、紀元前の戦国から現在の中国で行われていた伝統的医療になり、鍼灸は東洋医学の中でも中心になってます。

鍼灸のことを『しんきゅう』と呼びますが、鍼(はり)と灸(きゅう)のことをいいます。

鍼をイメージすると注射針みたいな感じだと思う人もいますが、実際は針よりも細くて、髪の毛くらいのなので刺しても痛みを感じにくいです。

灸をイメージすると熱いと思う人もいますが、灸は「熱い」というよりは、じんわり温かくなっていきます。

鍼灸は経穴(ツボ)に刺入したり、刺激を加えることで治していく施術になります。

鍼灸は妊活に効果があるの?

最近、鍼灸が妊活や不妊に効果的という結果が出ているそうです。

個人差はありますが、鍼灸が不妊や妊活に対して効果があるとされています。

鍼灸治療の目標は、『妊娠しやすい体作り』です。鍼灸で卵巣のツボやホルモン調整のツボを刺激することで卵巣機能が安定され妊娠しやすくなるといわれています。

どんな効果があるのか?

妊活や不妊に効果的という結果があり、東洋医学が注目されています。鍼灸はホルモンの調整をして妊娠しやすい体へと作っていくことが目的にしています。その効果についてお伝えしていきます。

一体どんな効果があるのか?

体温が上がり、冷えの解消

血行がよくなると体の先のほうまで栄養素がきちんと行き渡るようになり、卵巣や子宮などの妊娠にかかわる臓器が温まります

また、体温が上がることで新陳代謝も活発になるので、不妊の改善にすごく効果が期待されています。血の流れが良くなることで体内の水分の流れも良くなり、不妊症の敵である冷えの解消につながってきます。

このように体が変わってくると、自律神経の働きやホルモンの分泌が正しく機能してきたり、老廃物の除去がうまくいくので、妊娠しやすい体に変化してきます。

ホルモンバランスの回復

鍼灸で、ホルモンバランスを整えることにより、月に1回の排卵が正しく行われるようになります。そのため、人工授精をしている人の効果が上がるといわれています。
特に、体のすみずみまで血液の循環が良くなる効果があり、個人差はありますが人によっては鍼灸治療の後に体がぽかぽか温まってくる!!といった人もいるくらいに効果があります。
手足の経穴(ツボ)を刺激するので、脳の血流促進に効果があります。
脳はホルモンの分泌する重要な役割をしている器官になります。脳の血流がよくなればホルモンの分泌がさらに活発になり効果が高まってきます。

リラックス効果

鍼灸にはリラックス効果があるといわれています。

感情の変化に自律神経が関係しているので、ストレスを緩和させることができます。

不妊治療中は必ずといってもいいほどのストレスや不安ある状態で、このようなストレスや不安が不妊をさらに悪くさせているケースもあります。

鍼灸は体の機能や体調をよくしていくので、不妊改善の効果があります。

自律神経とは?

自律神経とは生命維持のための重要な働きをする神経です。

人間の身体には自律神経という神経があり、交感神経(興奮、緊張状態)と副交感神経(抑制、リラックス状態)とが入れ替わりシーソーのようにバランスをとりあっています心理的にストレスがかかる状況になると身体にも力が入り緊張状態になります。

これは、自律神経が乱れ交感神経という緊張する神経が副交感神経に比べて優位になっていることになります。

自律神経は、血管をはじめ、ホルモンの調整、あらゆる内臓器官を自分の意思とは無関係に365日24時間調整してくれる神経です呼吸器官や消化器官、体温調節機能といった、私たちの体の生命維持機能をコントロールする役割を担っています。

生活習慣の乱れやストレスや環境の変化などで自律神経が乱れてしまうと

  • 睡眠障害
  • 身体のだるさ
  • 不安感やイライラ
  • 痛み シビレ
  • 寒気や動悸 など

上記のように様々な症状を引き起こしてきます。きちんと自律神経が整っていれば交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにいきますが、自律神経が乱れてしまうと切り替えがうまくいかなくなり、不妊の症状以外にさまざまな不調を引き起こします。

鍼灸による不妊治療の注意点

不妊治療で鍼灸を使って行うときは、注意点があるので覚えておきましょう!

  • かかりつけの医師に確認する
  • 子宮や卵巣に異常がある場合はそちらを優先する
  • すぐ効果を得られるものではないこと

体は無理をしないように日常生活では早起き早寝を習慣にできると良いですね。

\この記事は私が書きました/

非公開: 上嶋 健五(うえじま けんご)

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