「仰向けに寝ると腰が痛い…」

「産後の腰痛がつらい」

あなたはこのように思われたことはありませんか？

産後ママの悩みの中で多いのが産後の腰痛です。

腰痛でもさまざまで、前にしゃがむときに痛みを感じたり、赤ちゃんを抱っこするときに腰痛を感じたりします。

このようなさまざまな腰痛のケースで多いのが、仰向けで寝た時の腰痛です。

今回は、なぜ仰向けで寝ると腰痛になるのか？について説明していきます。

その原因と予防法についてお伝えしていくので、是非参考にしてみてください。

なぜ仰向けで腰痛になるのか？

産後の腰痛で仰向けになって寝られない産後ママは多いです。その原因について説明していきますね。

妊娠中の反り腰

妊娠をすると、お腹が大きくなってきます。

お腹が大きくなってくると、普通に立っているとお腹の重みで前に倒れてしまいます。

前に倒れないように腰を反ることでバランスがとりやすくなります。

妊婦さんになるとお腹に10kgの重さのお腹になるので、反っている腰への負担が大きくなります。

産後ママの多くの方が、赤ちゃんを抱っこする時に腰を反るような状態になっています。

抱っこ・授乳時の姿勢

産後の赤ちゃんを抱っこするときに腰を反ってはいませんか？

産後、抱っこをしていないと泣き続ける赤ちゃんが多いので、抱っこする時間が多くなり抱っこの時に腰が反ります。

同じく授乳の時の姿勢は数十分同じ姿勢の状態でいることが多いので、筋肉がこわばることで首から腰にかけての血液の流れが悪くなってしまいます。

このような姿勢が長く続くと、腰に大きな負担をかけてしまいます。

腰の痛みを感じにくい寝方とは？

産後の腰痛になる原因は骨盤の歪みから引き起こされています。背けで寝ると腰が痛い場合はどんな姿勢で寝るといいのでしょうか？

横向きで寝る

仰向けの状態で寝たいけど、腰の痛みを感じる場合は横向きで寝る事をおすすめします。横向きでねることで、腰が反る状態になりにくくなるので、腰の痛みも感じにくくなります。

仰向け＋膝を曲げる

横向きで寝にくく、仰向けの状態でどうしても寝たいと言う方には仰向けの状態で膝を曲げることをすすめています。仰向けの状態で膝下にクッションなどを入れてあげると自然と膝が曲がってきます。

仰向けの状態で膝を曲げると日常生活で負担がかかっている腰への負担が減り痛みが感じにくくなります。

産後腰痛の予防法

産後腰痛の対処について日常生活でおこなうことができることをご紹介していきます。

体を温める

十分な睡眠

赤ちゃんの夜泣きによって十分な睡眠がとれないことが多いです。産後ママの疲労が、コツコツ蓄積されていくので辛い時期になります。

寝れない時間が増えてくると、日常生活で負担がかかっている腰の筋肉が十分に休まらないので、長い時間寝ることが出来なくても、こまめに寝る時間を増やしていきましょう。

１日数時間でも、ママの疲れた体を休めてあげるように夫婦、両親に協力してもらうようにしましょう。

消化の良い食事

産後ママは赤ちゃんのお世話や家事による睡眠不足によって代謝が落ちることで、消化機能も弱くなっていることが多いです。

その期間に脂肪分の多い食事や消化の悪い食事をしていると、便秘の原因になります。

産後すぐの場合は、おかゆなどの消化の良いもの食べるのをおすすめします。

産後腰痛体操

まとめ

いかがでしょうか？

産後のお体は回復しきっていない状態なので、疲れが溜まったままの状態です。

その状態で子育てや家事を行うとさらに身体に負担がかかってきます。腰に負担をかけないように反り腰の状態にならないように癖付けていきましょう。

普段の姿勢に注意しながら、毎日のケアを行ってみてくださいね。